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 田口ランディ

    明日から仙台。 明日は、久しぶりに仙台の菅井さんとお会いして、産業廃棄物の中間処理施設を見学させてもらうことに……。翌日は原子力のフォーラムに。 菅井さんと会うのはほんとうに久しぶりなので、とても楽しみ。しかも、青森の山田スイッチさんといっしょ。旧友に会うのは楽しいが、産廃とか高レベル放射能廃棄物という、恐るべきゴミの取材なので、緊張する楽しさである(笑) しかし、世界の問題はすべてゴミに集約する……と思っているゴミ好きの我々。ゴミは世界を結ぶんだヨ~ン。 第二回 原子力に関するオープンフォーラム 「高レベル放射性廃棄物」に関する専門家と専門家の対話【詳細ご案内】 第一回同様に

    天気が悪いと目が霞む。 また夢を見てしまった。 今日の夢は二部構成だった。 一部は、遊園地のような、テーマパークのような、そんな場所に行く。 なぜか、友人と三人か四人でそこに行く。他の二人は覚えていないが、一人は映画監督の小栗康平さんである。迷路のようになっていて、暗い建物のなかをぐるぐる回っているうちに、戦前の田舎の家のような室内に出る。古い箪笥がたくさん並んでいる。そのなかの洋服ダンスが、私の実家にあったタンスにそっくりで、思わず中を確かめてみる。中味が違うので「うちのじゃない」と思っていると、いきなり引き戸が開いて、顏半分がケロイド状になった男性が飛び込んで来る。 どうやらここ

    日曜日はプロセス指向心理学の富士見先生のワークショップに参加し、久しぶりに朝十時から夕方五時までみっちりとお勉強をしたが、とても楽しかった。 その後、東京駅で大介くんと待ち合わせをして、大介君が書いたという絵をもらう。おそばを食べて帰ろうとしたら、東海道線は大雨で止まっていて復旧の可能性もなさそうだ。しばらく東京駅で難民のように座っていたが疲れたので、近くのホテルに泊まることにする。 翌日もまだ電車は遅れていて、なんとか東海道線で国府津まで行くが降ろされ、乗り換えて伊東線に乗るが、小田原で電車が泊まってしまう。夫と娘が車で迎えに来てくれて、二人を見たとき本当に家族はありがたいと思っ

    法然院での朗読会をお知らせしたところ、たくさんのお申し込みがあり、すぐに定員人数に達してしまいました。 それで、急きょ、法然院さんとご相談して、会場を収容人数の多い本堂に変更していただきました。最初のご案内では定員70名となっておりますが、もう少したくさんの方に聞いていただけるようにいたしました。すでにお申し込みになっていらっしゃる方は、どうかご了承くださいますよう、お願い申し上げます。まだぜんぜん、広告もしていないのに、たくさんの方に興味をもっていただいてとてもうれしいです。通崎睦美さんのマリンバがほんとうに神秘的で、秋の夜にふさわしい幻想的な朗読会になることと思います。

    5. 和菓子 
    京都から戻ってきた。 昨日の京都はとても涼しくて気持ちが良かった。 盆が明けて急に涼しくなったとのこと。運転手さんが「今年はつくつくぼうしの鳴くのが早かった」と言って、「残暑がないのかもしれへんなあ」と結んだ。 この町ではみんな、日本的な季節感をもって生きているんだなあ、と思う。 通崎さんと、朗読会の打ち合わせをしたのだが、 いろいろおもしろい発見があってとても楽しかった。 考えること、たくさん。 家に戻って部屋の掃除。 なんだかやる気がむんむんしてきたので、部屋を片づけて作品に集中したいと思う。 夕方から、久しぶりに新潮社の北村さんがやってくる。 いっしょに温泉に行くことにした

    エッセイスト、アンティーク着物のコレクター、そしてマリンバ奏者。 多彩な顏をもつ京都在住の通崎睦美さんと、秋の法然院でジョイントライブを行います。 法然院のお庭はとてもすてきです。 通崎さんの神秘的なマリンバと、輪廻転生の物語のコラボレート。 不思議な世界にご案内いたします。ご期待下さい。 少人数の会なので、なるべく予約をお願いします。 ライブ終了後に、お茶を飲みながらの交流会も予定しています。 関西にお住まいの方、ぜひおいでください。 田口ランディ・通崎睦美 ジョイント朗読会in法然院 「転生」 作家田口ランディとマリンバ奏者通崎睦美が、秋の法然院で共演。 作品朗読とマリン

    八月も月日が飛ぶように過ぎて行く。 毎日継続しているのは、庭に水をまくことだ。 朝と夕方。植物の様子を観察しながら水をまく。 そろそろ今年の花が終わり、来年の花芽となる新葉が出ている。 今年、クレマチスを近所のホームセンターの園芸店で買ったが、 最初のクレマチスはあえなく枯らせてしまった。 クレマチスは根をいじられるのが嫌いだと聞いたので、 次のクレマチスは根をいじらずそっくり鉢に移した。 ところがどういう加減でか、水のキレが悪くなり、仕方なく土を入れ替えた。 どうもクレマチスのことがよくわかっていない。 一年間、根がつくまではほったらかしておいたほうがいいのかもしれない。 ちなみ

    8月15日 久しぶりに小菅の東京拘置所に、林さんの面会に行く。 綾瀬川沿いに続く小菅拘置所の壁が取り壊されていてびっくりした。 東京拘置所は数年前に建物が新しくなり、事情はよくわからなかったが拘置所の個室も、以前は外が見えたが今はかろうじてわずかに空が見える程度しか窓がない……らしい。見たことはない。林さんにそう聞いた。 恐ろしく近代的な建物になって、拘置されている人たちは完全に自然から切り離された。無機質だ。ものすごく無機質。近くに寄るだけで暑い。以前は外での運動時間があったらしいが、いまはなくなったと聞く。脱走の可能性がなくなったので壁はいらなくなったのだろうか。 湯河原は盆に

    新しい仕事場への引っ越し準備を進めている。 いま、仕事場になるマンションのリフォームを進めていて、作り付けの棚の設計を考えているのだが、空間処理とか、立体をイメージする脳がまったく機能せず、自分の無能ぶりに呆れ返るばかりだ。 今度の仕事場は広いし、本の収納スペースもたっぷりある。床も自然木を使うから気持ちよさそうだ。そして、今の仕事場のほうはどんどん散らかっている。気持ちが新しい部屋に向いているため、急速に現在の仕事場への愛着が薄れている。ちょうど、新しい恋をしたような状態である。あんなに気に入っていた仕事場だったのになあ……。人間の心って本当に簡単に変るんだな。引っ越しまで、一カ月

    原子力問題に関するオープンフォーラムが今年も開催されます。 もちろん私も参加します。 原子力に興味のある方。推進派と反対派の論客が、徹底的に対話を試みるこのフォーラムにぜひご参加ください。どちらの意見も十分な時間をとってよく説明されます。その上で対話が始まります。問題の本質がはっきり見えます。 こんな機会は、これまでありませんでした。 どなたでも参加できます。 第二回 原子力に関するオープンフォーラム 「高レベル放射性廃棄物」に関する専門家と専門家の対話【詳細ご案内】 第一回同様に今回も「高レベル放射性廃棄物処分問題」をテーマに、推進派とし て杤山修氏(原子力安全研究協会)、

     
    8月9日から11日まで、新潟に行って来た。 新潟・水俣展のホールプログラムにゲストとして参加。 翌日は新潟テレビの方たちといっしょに、新潟水俣病が出た阿賀野川流域を歩く。 地元で患者さんの支援をしている旗野秀夫さんが案内してくれた。 阿賀野川上流にダムがあり、そのダムの背後の山が銅山だったことを初めて知った。 しかも、持ち主は古川市兵衛、あの足尾銅山のオーナーと同一人物だった。 足尾と阿賀野と水俣、奇妙な糸で結ばれている。 全体がある方向に動いているときには、同時多発的に似た現象が起こり寄り合う。 一見無関係に思えるものの、ふとした横糸で繋がっている。 そういうことは、取材をしている

    高気圧が張りだしてきて、やっと夏らしい天気になった。 ここ二日、家の前の海で泳いだ。 空気が乾燥してきたので気持ちいい。 同じ暑くてもじめじめしていないからずっと楽だ。 子どもたちと縁日に行って、すいか食べて、あー夏だなって感じだ。 モモの友達が、お泊まりにやってきて、 一人っ子のモモは興奮してはしゃいでいる。 ずっと足を怪我していたので外で遊べなかった。 やっと回復して海に入ったのでうれしそうだ。 あまりに近くに海があるのでめったに行かなくなってしまったが、 朝ご飯の前に波乗りができる幸せって、あるよなーーーと思った。 猫は、暑くなると涼しい場所を探してうろうろしている。 一日

    ハチロクのヒロシマに行っている友人からメールが来た。 今年は行かない。とうぶん、行かないだろう。 今年も広島はとっても暑いそうだ。じんじん蝉が鳴いているという。 ハチロクになると、平和記念公園の、あのむんとした暑さが蘇ってくる。 小説「被曝のマリア」から、3回目の夏。 新しい作品のモチーフが浮かんだ。原爆に再挑戦だ。 よく、なぜ原爆をテーマに選んだのですか?と聞かれた。ぜんぜん関係ないのに……と。 深い理由はないけれど、あえて言うなら、特別だからかもしれない。 特別の出来事なので、見たくてたまらないからだ。 被爆者の方達が描いた原爆の画集がある。 「原爆の絵 ヒロシマの記憶」「原爆

    これがハヤチネウスユキソウです。 早池峰山の固有種。うっすらと雪をかぶったような白い綿毛におおわれているところから、この愛らしい名前がつきました。ほら、ほんとうに薄雪がつもったみたい!すてきでしょう。 早池峰で撮った写真は、これ一枚。 ほんとうに写真は撮らない。めったに撮らない。カメラをもっていっても、けっきょく撮らない。 撮るという行為が後ろめたいような気がして、なかなかカメラを向けることができない。 でも、花はいいな。花ならいくらでも近寄って撮れる。 ……なんだけど、たいがい、目で見たよりも写真は美しくない。 体験したものと写真のギャップがありすぎて、がっかりするので、けっきょ

    昨日の夜、早池峰から戻ってきました。 今日は横浜で講演があります。 難しいテーマなので、実体験をもとになるべくわかりやすく感じたことを話そうと思う。 結論も答えもないけれど、いまがんの家族と生きる人たちと、 思いをわかちあえたらいいなと思う。 しょせん私は赤の他人。なにもできない。 早池峰神楽はすばらしかった。 行ってよかった。行けてよかった。じーーーん。 しかし、早池峰山はかなりしんどかった。 標高はそれほどでもないが、最後の登頂までの急なガレが……。 ほとんど岩をよじ登る……という感じ。 すっかり運動不足の身体にはつらかったが、なんとか登れた。 ハヤチネウスユキソウが、ほんと


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