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 NHK少年ドラマ・アンソロジーI [DVD]
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¥ 5,040 ¥ 4,000  (21%オフ)
発売日:2001-03-23
アミューズ・ビデオ
オススメ度:
在庫あり。
 


 


■  ケンソゴル!!!
1972年の年明け早々に放映され5年生だった僕らのクラスのほぼ全員が観ていた最高傑作。日本全国の現アラフォーからアラフィフの人には絶対思い出ともよべるコンテンツでしょう。ああそれにしても全話もう一度観たい。しかしタイムトラベルなしにあのころに戻れないという仕掛けの中に僕らもみんな組み込まれていたのでしょうか?ある意味すごいドラマです。現実と思い出との境界があいまいになってきます。

■  リアルタイムで観れてヨカッタ!
NHK少年ドラマシリーズの記念すべき第1作目!「なぞの転校生」「赤外音楽」「まぼろしのペンフレンド」とともに大好きな作品だ!99作品も続くことになるシリーズの第1作。ガキの頃は色んなTVを観てきたが、その中でも最高のインパクトと完成度をもつ作品だ!‥番組が始まると、故・城達也氏の緊迫感のある「ある出来事」のナレーションが‥。あまりのリアルさに、トイレに行けなかった事も‥(10歳のガキだったからね‥笑)DVDには残念なことに最終話しか収録されていないが、リアルタイムで観まくった私には記憶を辿りながら思い出すのに十分だ!放映当時に観れなかった方々を可哀想に思う(少し優越感!‥笑)冗談じゃなく、本当にこの作品を観ていた当時まさに「カルチャーショック」そのものだった!しっかりとしたストーリー、抜群な演出、子供向けだからと、手を決して抜かない俳優陣!主人公の和子の「お姉さん」ぶりとセーラー服にドキドキしながら観てました!(お姉さんが主人公のドラマは初めてだったから、変に萌えてた‥笑)筒井康隆氏は本当に最高!最近公開された劇場アニメで何度目の映像化でしょうか?知世ちゃんの映画や、内田有紀のTVもヨカッタが、私は「時をかける少女」の映像化は、少年ドラマシリーズ第1作目しかない!あんなに先が観たくて仕方がなかったTVドラマはこの作品が初めて!かえすがえすも、全話そろってなくて残念無念!(TV版寅さんも!)最終話しかなくても人々の心にこれからも受け継がれる名作です!

■  なぜかくも多くの人の心の奥深くに棲み付いたのか
「タイムトラベラー」の原版はとうの昔になくなっているそうです。現在では信じ難い話ですが、このドラマが撮影されたビデオテープは当時は高価で、当然のごとく別の撮影のために消去されたということです。
そして、これも凄い話ですが、このDVDは、当時極めて珍しかった家庭用ビデオで録画されたものを基に、デジタル処理や、別に録音された音源を利用して再生されたもののようです。よって、画質・音質はお世辞にも良いとは言えませんが、致命的なほどでもなく、私は十分に楽しむことができました。
ただ、初めてこの作品に接するような人には意味のないものかもしれませんね。なんといっても最終話だけですし、それ以外でいうと、和子は確かに可愛いのですが、今流行りのシャープな小顔ではありません。むしろ、当時はか細く頼りなげに見えたケンが、案外、今の若い人から見てもカッコいいかもしれません。
ただ、戦争中にまともな治療も受けられずに死んでいった和子と同じ年頃の少女(非常に可愛かった!)を昭和47年に連れ帰ろうとして消滅してしまった母親を見て、人生にはどうにもならない問題が厳然として存在することや、科学の進歩が万能ではないということも多少感じるかもしれません。
この作品は、現在もロングセラーを続ける筒井康隆さんの素晴らしい小説「時をかける少女」を、奥行きの少ないビデオ映像で、ほとんどを素朴に、しかし、時に強烈な雰囲気で映像化していると思います。それによって、非現実な世界に置かれた普通の女子中学生の心に奇妙に同調し、その心の揺れや意外な強さ、あるいは乙女らしい優しさをよりピュアに感じ、多くの人の心の奥深くに忍び込んでしまったように思われます。その点では、原田知世さんが主演した同じ原作の素晴らしい映画にすら優っているように思います。

■  故・城達也の語りと共に、ミステリアスな世界へ……。
「ジェットストリーム」で知られ、時にグレゴリー・ペックでもあった城氏だが、そのどちらとも違う、“あなたの知らない世界”の扉を開く案内人として、こちらのハートをグッ、とわしづかみに。そして聴こえてくる、あのクールかつダークな、一度耳にしたら一生忘れることのなさそうなテーマ音楽(「鉄腕アトム」で知られる高井達雄作曲)……。記念すべき、通称《NHK少年ドラマシリーズ》の第1作「タイム・トラベラー」(72年。演出=佐藤和哉、脚本=石山透)の、NHKも保存していなかったVTRが、1回分だけ、画質に難はあるが発見され、こうして商品化された。この作品のファンの中には、この分量でこの価格、果たして買う価値はあるのかと悩まれる方もおありだろうが、やはりオレとしては「ある!」と言わせていただきたい(さすがに「何をおいても」、とまでは言わないが)。まず、普通に再生すると、正続「タイム・トラベラー」で今のところ唯一見ることができる1作目の“いきなり最終回”が始まってしまうが、他の(正続とも)すべての回の音声も合わせて収録されているので(テレサ野田が出てる回もある。見たかった…)、まずは1作目の最終回に至る展開を、音のみで−できれば夜、部屋の電気を暗くして、可能なら画面(音声再生中、特に工夫もなく残念)も消し、音だけの世界で−たどった上、ごらんになることをおすすめしたい(この「音だけ」というのが、たまらなくイイ! ただし、よりSFテイストの濃い「続」の方は、暗い部屋ではコワいかも…)。そうすれば、最終回の感動もより深まろうというもの。同時収録の、映像の分量でいくとこちらがメインとなる76年作品「明日への追跡」も、長谷川諭、斉藤友子(後のとも子)ら、青春ドラマでもよく見た顔ぶれが揃い、語りは田中信夫、音楽も大野雄二と、実に豪華な印象のある作品だ。

■  北朝鮮拉致事件に思う(突拍子もなくてすみません)
 時代背景なしに作品はあり得ない、と強く思う今日この頃、改めてこの「タイム・トラベラー(時を駆ける少女)」を思い返してみるに、(1)主人公にとっては時間跳躍でも、周囲の人間にとっては(うまく戻ってこないと)単なるミステリアスな失踪にすぎないこと、(2)未来人と名乗る転校生(「なぞの転校生」もこの異邦人パターン)の名前がケン・ソゴルという無国籍的な名前ということだったが、いかにもチョットだけ日本的な響きを無理して未来の日本だと自分に言い聞かせてきたのだが、非常に朝鮮半島的な響き。
 これらの断片から妄想するに、今秋明らかになった表記の事件との関係をささやかれた当時の「なその失踪事件」の多くがこのドラマに与えた影響というのは無視できないと思う。勿論、原作も。当時から事件こそないことになっていたとしてもAMラジオをひねればあのとんでもない内容の隣国の日本語放送が聴けたわけで、その意味で原作が良く時代を反映しているからこそ、リメイクの大林監督、原田知世主演のアレですら、見直せば見直すほどそういう影響を感じずにはおれないのである。
 ほんと、突拍子もなくてすみません。

 
 
 
 
  
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