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 無印良品VSユニクロ―小売りを塗り替えるSPA戦略のすべて
無印良品VSユニクロ―小売りを塗り替えるSPA戦略のすべて
 
¥ 1,470
発売日:2000-09
ぱる出版
オススメ度:
 


 


■  読者は正直
著者の著作を検索すると「甲vs乙」に類する題名の本をずいぶんたくさん発表している、いわゆる業界ウォッチャーとして特定の業界について詳しいわけではないようだ、その時その時、時事的話題に流されやすい読者層向けの話題になった業種や企業に関するうんちく本専門ライターと思われる、タイトルが内容に比較して扇情的すぎるというこの種のビジネス本特有の悪弊がでてます、

本書もその例にもれずまったくの門外漢にとってはなるほどと納得できる水準かもしれないが、多少なりとも知識のある読者には物足りないこと甚だしい、執筆当時、衣料品販売でとても元気な2つの会社を取り上げているだけで分析と呼べる水準ではない、そもそもこの2社を比較する姿勢が逆におかしい、ユニクロと比べるのならユニクロがお手本にしたGAPでしょっ、と多くの読者が思うはず、


■  比較検証する意味をまず明確化して欲しい
ユニクロ VS 無印 と銘打って、
「両社とも業績の伸び、取り扱う商品群、SPAとしての収益構造など類似した要素が多く、
高成長企業としての注目度も高い。
本書で両社を取り上げるのは、表面的な比較ではなく、両社がそれぞれ目指す方向が、
今後の小売りの生き残りの方向を指し示していると確信するからだ。」
と説明しているが、結局、

・業績が伸びている

・若者受けが良い(様に思われる)

事以外には具体的に共通点を説明しておらず、比較検討した意味が良く分からなかった。
また、小売業界はこの両者を見習え!とも言っているが、

・商品戦略のコンセプトを明確にする

以外、具体的な施策は特に説明されていない。

これでは全く、本の代金を製紙会社、インク会社、印刷会社、流通会社の活性化に使ってくれれば、以外の
価値を感じることができない。

「成功している人を適当に分析して真似する」ことほど危険なビジネス態度は無いというのに・・・・


■  もう少し踏み込んでほしかったです。
本のタイトルとは異なり、それぞれの企業情報や戦略などを別々に記述している部分がほとんどです。期待していた両者を比較している記述はあまりなく、残念でした。無印良品に関する本は少ないので、無印良品について興味のある人には価値があるかと思いますが、だいたいは会社のホームページにも書いてあるかと思います。ユニクロに関してはもっと突っ込んだことを書いてある本が他にあるような気がします。

■  いまやそごうが倒産する。小売りのあるべき姿。
いまや大手百貨店そごうが倒産する時代。 消費者の嗜好がわからなくなってるだけでなく、巨大化して組織が硬直化した組織が消費環境の変化に対応できなくなってしまった結果だ。

これは小売りが今、どうあるべきかと言うことを問うている。その問題をクリアーしている企業の中で無印良品とユニクロの存在がある。これらの特徴をしることは今の小売業の復活のカギが潜んでいることは言うまでもない。


 
 
 
 
  
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