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| | | ドル崩壊! |
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バブルの輪廻転生と涅槃。メラミン入り鉄筋不足デリバティブの空中楼閣6京円。 |
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| 初めに00年のITバブル崩壊があった。日本の不況を見ていたFRBはFF金利を1%という超低金利にして不況突入を防ぐ。が、ここから住宅バブルが発生。10大都市で毎年20%以上上昇。人々はキャピタルゲインを求めて無理な借金をして不動産取得に走った。その際、貧困層が利用したのがサブプライムローン。これには日本のゆとり返済を悪質にしたARMという制度があり、初期の返済額は低いが、その分元本に組み入れられ、猶予期間が過ぎるとドカッと返済額が増える。貸す方も借りる方も返済不可能になることは初めから自明事だった。アメリカでは返済不能時は住宅を手放せば全債務消える。で、無職無収入の人間までバブルに乗せられ返す心算のない借金をした。面倒臭い銀行との交渉は住宅ローンブローカーなる連中が代行してくれる。ブローカーは不良債権性の認識があるのでARM期間内に閉店し遁走。住宅ローン専門会社も同様の認識から貸付けるや否やこの債権を政府系金融機関や投資銀行に売却。政府系と銀行は他の優良債権等と混合・合成して証券化。信用補完会社に保証させ、格付け会社にAAAの格付けさせ大々的に世界中で売却。この証券購入を大銀行はSIV(低金利の短期資金の自転車操業で上記債権を購入)という危ういビジネスモデルで賄う。もっと悪い事にこの低金利資金を活用し卒倒するほど高倍率のレバレッジを活用してしまった。さすがに不安になった購入者はリスク回避のためCDSという信用デリバティヴを購入。これが6400兆円(アメリカのGDPの3倍以上)に上る。そして遂にこのCDSの売り手自身がデフォルトの危機に瀕するに至る。CDS市場崩壊は世界恐慌を意味すると同時に、ドルの基軸通貨性の消滅を意味する。 |
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若手金融関係者にお薦めの一冊 |
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| 現在進行形の金融混乱を信用バブルを中心にわかりやくす解説している。各種金融サイトや新聞記事の解説から、そこに至る背景や当局の思惑等を読み取り、コラムを交えながら丁寧に展開している点が非常に好感が持てる。後半は各国の通貨戦略の歴史を振り返りながら、今日のバブル形成までの経緯を説明しており、特に若手金融関係者にはお勧めの本。 |
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