| マイクロソフトオフィスを日頃に仕事とプライベートで使用して、プレゼンテーションやドキュメントに絵を入れたいなぁ、と思ったことはこれまで何度もあった。大抵は時間がなく、簡単な図形やフローチャートなどを描いてごまかすか、クリップアートで何となく自分のイメージに合っているか合っていないようなイラストを入れて済ませる毎日を送っていた。 しかしこの本に出会って、前からよく知っているがその素晴らしい可能性を見過ごしていた、MSオフィス標準搭載の描画機能を、新鮮な目で見直す事が出来た。本書はごく簡単な図形(三角、楕円など)の書き方から、ポイントを押さえながら電卓、バインダー、国旗や和風の模様まで、複雑な図形の描き方を図解で詳しく教えてくれる。また付録CD-ROMがあり、サンプルが数々入っているのでテクニックが分析できる。中身も、フルカラーなので、本を見るだけが楽しいものだ。Word, ExcelとPowerPointの描画機能の微妙な違いも本書でちゃんと押さえている。 この本の弱いところがあるとすれば、PowerPoint 2000以下で本のサンプルの表示がどう変わるか、説明がなくて少し残念だった(透過性は段階的に設定できないことなど)。また、オートシェイプで描いたイラストをウェブ用に再利用することについて、説明がない。イラストを描いてその先について、この本はあまり詳しくない。確かに「描画ツールを使うための準備」という、2枚の説明はありますが、応用編がない。最後に、イラストは色々とありますが、キャラクターものが多いかなという印象。私はもう少し、色々な視覚的効果についてヒントが欲しかったなぁ・・・。 なんといっても、この本は手軽なサイズで、イラストのアイデアが豊富なものであり、日頃使っているソフトを見直させてくれたものとして、大変よく評価している。是非お薦め!また、第2弾を期待していま〜す! |