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 戦争をしなくてすむ世界をつくる30の方法
戦争をしなくてすむ世界をつくる30の方法
 
¥ 1,365
発売日:2003-08
合同出版
オススメ度:
通常24時間以内に発送
 


 


■  いま、できること。
自由と民主主義と言論の自由と豊かさが保障されている国、欧米、日本などでなければ実行できないことばかり。

だいたい皆勘違いしているのが、今、世界中で起こっている数多くの紛争でアメリカの関わっている所はイラクぐらいだということ。

イラク以外のほとんどの戦争が、民族や部族の対立、ダイヤモンドなどの天然資源をめぐる対立、腐敗した軍事独裁政権などに対するゲリラ活動など、要するに「内輪もめ」だ。

そんなことに対して、ここで実践されてることが一体なんの役に立つのか。我々がチベットを弾圧する「中国人民軍」とサッカーをやってなんになるのか、馬鹿馬鹿しい。

世界は戦争だらけだ、イラクだけじゃない、アフリカ、アジアなど戦争紛争の宝庫だ。

そういったことに対してはこの本で言ってることは全く無力だ。

だいたい日本のODAで中国人民軍が装備を近代化してるのだから、全く馬鹿げてるとしか言いようが無い。結局日本人の金で民族の弾圧をやってるのに、誰も中国と手を切ろう何て言わない、この本も。

結局日本人にとって「金になる国」だから中国のチベット弾圧には全く文句も言わず、一方でイラク戦争には過敏に反応する。

まあ、世界で米国だけが戦争していると思い込んでる方には、夢を見させてくれるでしょうが。


■  戦争は無くせるのか?
「わたしにも、できることがこんなにある!」そういうのを期待して読んだのかもしれません。
 正直に言って、落ち込みました。わたしの貯金が、戦争に使われて「運用」されている。買い物ひとつ、行動ひとつが、知らない間に戦争を支持にてしまっている。そういう仕組みの中を生きている。なんてことだ。
 かといって、ひとつひとつの行動を、いつもいつも見つめなおせるわけじゃない。「苦痛になるようなことは、しなくていいから、長く続けられることを」といわれても・・・。
 戦争をとめることを求めつつ、支持することも、知らないあいだに表明しているかもしれない怖さを知りました。
 あ、でも、「ほんとうに、今できること」も書かれています。ここに書かれていない31番目、32番目の方法を考えるヒントにもなりました。

読み終えて1週間たっての追記
生活の中から、「非戦」のための行動をはじめてみました。
「できるかなぁ・・・?」と思っていたことも、そんなに大変じゃない。
すこしづつ、すこしづつ、戦争をしなくてすむ世界に近づきたい。
ひとりの力は、ものすごく小さいけど、そういうひとりが多くなれば、
きっと・・・。
  

■  考えさせられました。
 この本のタイトルを見て、理想主義者の非現実的な理想論かなぁと思い買いました。理想論を読んでみるのも悪くないか、と。が、違いました。この本の「はじめに」のところには、次のように書かれています。

 「戦争と平和」は、どちらかいっぽうではありません。どんなときにも「戦争をしたい人」と、「戦争をしたくない人」とがせめぎあっているものなのです。ですから私たちが活動を苦痛に感じてしまったら、一生続けることができなくなります。・・・

 即効性はないかもしれないが、我々が「非戦」の活動を長く続けることにより、戦争をし難くなる状況を作っていくことがこの本の狙いで、粘り強く、長く続けられる方法のヒントが書かれています。

 本書の最初では、考える視点を変える事の重要性が書かれています。今注目を集めている、メディアリテラシーのことだと思います。確かに、活字になっているもの、TV等のマスメディア、新聞にかかれている事は、すぐ信用してしまいがちになりますが、もっと多くの情報を集めて、色々な観点から考える事が重要だと考えさせられました。

 日常生活の延長でできること、少しがんばらないと出来ないこと、など、多くの実践内容が書かれている。これらの事を参考に、自分が取り組める事を考えるきっかけになる本だと思います。
 ぜひ何回も読み返し、考えてみることをお勧めします。


 
 
 
 
  
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