| サブタイトルに「47のテクニック」とあります。「テクニック」というとどうも小手先っぽく聞こえるが、この本を読む限りはとても小手先のものではない。 その一つひとつに裏打ちされた経験と実績からくる本質が書かれている。じつはこの本質の部分がこの本の一番の肝である。 その部分を重点的に、そして繰り返し書かれているので読んでいて自然に頭に・・・いや心に入ってくる。 この本質部分があるから、一つひとつのテクニックをあらゆる業種などで応用しやすくなっている。 しかも、テクニックでいうなら、タイトルには47という数が書かれているが、その一つひとつの中に2〜3個のテクニックが書かれていて、実質的には100以上のテクニックが紹介されている。 著者の麻本さんはマーケティングとかをどこまで勉強しているかわからないが、少なくとも、どこかで勉強したものをマネしたような内容ではない。 マーケティングのややこしい理論とか、概念とか難しい言葉はこの本にはいっさいなく、すべて経験と実績からくる、商売の本質や極意といえる。 おそらくここまでたくさんの実験や失敗を繰り返し、相当な苦労があったはず。その集大成がこの一冊に詰まっている。 私の知り合いで最近さぬきうどん屋さんを開店した人がいて、さっそくこの本をプレゼントさせていただいた。 内容にとても共感され、さっそく書いてあることを実行に移している様子。 もちろんすぐに行動を起こしたその方もすばらしいが、行動に移させるだけの内容であったというのは言うまでもない。 先日、そのうどん屋さんに行くと、満席で座れないほどのお客さんで驚いた。 それでも、この本を読んで「今の自分にはピッタリだ」と喜んでくれ、「これからのお店運営に役立てたい」と言っている。 贈った方もなんだか嬉しい気分になる。 こういう良い本はプレゼントする側も嬉しいし、される側も嬉しいものだ。 |