| 私は、この本を出しているNBSの会員です。まだ、5〜6回しか通ってなく明らかな成果は上がっていませんが。そういう人間が書いたレビューであることを最初に断っておきます。 内容としては、 ・1995年初版の「速読の科学」の内容のダイジェスト ・ホームページの内容(「教室物語」という週1回更新のコラムというか佐々木先生の日記(?)も含む) ・会報の内容の一部 ・「そもそも読書とは」という話 というところです。 「速読の科学」と比べると随分読みやすい本です。「速読の科学」は、入門書と専門書の中間のような本で、筋道を追うにも多少気をつけて読む必要がありましたが。でも今の時代、あのような書き方の本は、いくら中身があっても「読みにくいです。」と出版社が受け入れないでしょう。硬派な書き方を少し捨てた分、クリエイトやSRSあたりの本と、見た目(あくまで何となく眺めたときの雰囲気)が余り変わらない気がします。(特に、私のように少し速読をかじった人間ではなく、「まっさら」な人から見た場合にです。) いろいろな内容をコンパクトにまとめてあるので、「速読とは何?」「自分が習う/習わないの判断材料が欲しい」という人に良い本だと思います。 速読と呼べるレベルの話を紹介するだけではなく、現在の速度でより有意義な読書をするための話がある点は今までの本にはなかったかなと言う気はします。私は速読の訓練を受けて、今まで漠然とは感じていた「自分は普通の速度でも、きちんと読み切れていない。(日常生活レベルでは問題なくても、仕事などで多少専門レベルになると問題になる)」ことを実感して、ちょっと受講を一次中断中です。もしかしたら、私のような「普通の速度の読書で、一定のスピードと質をしっかり確保しているとは言えない人」が生徒に意外に多い(増えている)ことを佐々木先生が感じているのかもしれません。(直接、聞いてみたい気もするが勇気がない) |