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| | | レヴィ=ストロース講義 (平凡社ライブラリー) |
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わかりやすい文化人類学紹介 |
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| はじめてこの著者の本を読んだ。講演録なのと、翻訳が丁寧であることがわかりやすい理由だろう。
文化は一つではなく、一つ一つの文化はことなった価値(観)すなわち幸福(観)をもっていることを語っている。
もちろん本当は簡単にわかることではないはずであり、文化という言葉自体も簡単に共有できるものではないという言葉が印象にのこる。
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文化人類学へのファーストステップ |
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| 文化人類学とは何か?そしてそれが現代社会や人類に対する果たすべき役割や思考方法が、3回の講義を通じて初めから終わりまで徹底して貫かれており、とても理解しやすく文化人類学入門書、また多様な文化の捉え方を考えるうえで最適な本です。
いわゆる「未開社会」で生活している人々に対して、近代社会の人間が安易に抱きやすい「優越感」や「非合理性」などの価値観に対して、丁寧にその壁を崩していきます。
「人類の歴史のおそらく99パーセントに当たる期間、そして地理的に地球上の4分の3」で、人類は未開社会の中で生活してきたこと、また非合理的に見える信仰や習慣も、数世紀を経てそれぞれの地域で形成されてきたものであるが簡単に崩れやすいこと、そして唯一普遍的な価値観といった枠を持つべきではないし単純に他に当てはめるべきではない、といった提言の数々は人類全体と社会の多様性を考えるうえで頭の片隅においておくべき言葉でしょう。
もちろん、単に入門だけにとどまらず、未開社会における性や神話の特徴と比較、そして遺伝と文化の関係から日本の文化まで論じるなど、その内容は充実しています。個人的には以前読んだ「銃・病原菌・鉄」(ジャレド ダイアモンド著)が思い出されました。未読の人は共に是非お勧めします。 |
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人類学的知識の伝承 |
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| この本は人類学という学問が世の中にどのような影響力を秘めているかが鮮明に記されています。
日本にも造詣が深く、世界を代表する人類学の碩学であるレヴィ=ストロース自らが日本で行った人類学の講演をおさめた本書が述べる考えは、今もなおその力を失っては決してないと思います。
今日の資本経済を基盤とする私たちの社会に警鐘をならしています。とはいえ、その立場は比較的謙虚であり、「こうするべきだ!」というものではありません。そうした一連の行為は私たちの生きる社会を考え直すというものであり、人類の羅針盤の指針を確かめ直す作業なのです。 |
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3回分の講演がのいっています |
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| 1986年に東京で行われた3回の講演と質疑応答をまとめたものです。人類学とはどんな学問なのか、その歴史や意義、筆者の人類学の方法や考え方、家族や社会、経済等についてのいろいろな社会の分析等です。筆者の過去の著書や考え方が、端的に紹介されている印象の本でした。 素人ですが、わかりやすく、理解しやすい本でした。良い人類学への案内書でした。また、いろいろな、人類学的な事例もあり、興味深く読めました。サービスでしょうか、日本についての言及も多くありました。 |
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