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| | | 日本奥地紀行 (平凡社ライブラリー) |
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東北日本の原風景 |
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| 当時の東北地方の山村の生活がいかに文明とはかけはなれたものであったか、それが生々しいほどに描写されている。また、本の後半の大部分を裂いている北海道での探検では、北海道の雄大な自然とまだあちこちに自然の暮らしを営んでいたアイヌが詳しく書かれている。世界中を旅したバードだが、北海道の自然とアイヌのすばらしさには心底惚れ込んだようだ。明治の日本人の風俗や、北海道や東北の自然に興味のある人はきっと楽しめる本だと思う。 |
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ミクロで読むと立派な郷土史資料 |
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| この書の価値は、マクロで見ると当時の日本の世情を知ることができるという評価が多いと思います。
そのような読み方に併せてミクロで地名別に細かく読んでいくと、
例えば、自分の住んでいるところの明治時代の状況がかなりのリアルな描写でうかがい知ることができます。
さらには、明治初期にあってのアイヌ民俗についても非常に詳細な報告をしています。
イザベラ・バードは、極めてイギリス的様式を標準として、それとの乖離から評価してしまうのですが
その宿の状況や宿屋主人の人となり、民俗などが伺えるもので、
そういう意味では、郷土史資料として、文化人類学の参考書として、また、隠れた1級品の資料だとも評価できます。
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