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センス・オブ・ジャンク・スタイル (チルチンびとの本) 
スピリッツ・オブ・ジャンク・スタイル―日本の美しい暮らしの心 (チルチンびとの本 2) 
ジャンク・スタイル・キッチン (チルチンびとの本 3) 
Junk Style 
家具をつくる、店をつくる。そんな毎日。 -MAKING TRUCK- 

  
 
 ジャンク・スタイル―世界にひとつの心地よい部屋 (コロナ・ブックス) (コロナ・ブックス)
ジャンク・スタイル―世界にひとつの心地よい部屋 (コロナ・ブックス) (コロナ・ブックス)
 
¥ 1,650
発売日:2003-11-25
平凡社
オススメ度:
通常24時間以内に発送
 


 


■  自分のスタイルを持つ事とナルシズム
長年(30年以上)外国のインテリア雑誌を眺め、楽しんできました。今回、この本を読んで感じたのは、外国語に堪能でなくて良かったなあという事です。しようがないので写真だけ眺めていたのですが。「徹底して自分のライフスタイルを持つ、自分流のインテリアにこだわる」という事のかっこ悪さを、この本の文章を読んで再認識してしまいました。

なんていうか、無農薬野菜しか食べない人より、どんなものも美味しくいただく人の方が魅力的に見えるというか・・・あまりにもその居住者の美意識を感じさせる空間なんて、居心地悪いですよ。

美意識とナルシズムの折り合い、これが今後の私のテーマだと考えさせられました。それにしても、この本、提灯記事のような文章が本当にイヤだなあ。

■  5年前だったら
インテリアメインの本ではなく、著者が取材先の方のライフスタイルとインテリアのどこに感銘したかをまとめた写真入りのエッセイです。取材先の方は皆さん個性的な生活をされている方ばかりなのですが、残念ながら写真は雰囲気を伝えるためのもので、必ずしも本文を読み解く助けにはなりません。もちろんご本人曰くの「ジャンクスタイル」で生活している方のお部屋などの写真はあるのですが、なんでこの写真を使うの?と思うような文章とちぐはぐなカットがたくさんありました。また、前書きに「出自やブランドにこだわらない物選び」とか「シンプルに暮らす」とか書いてある割に、物でいっぱいの部屋が多く、ル・クルーゼの鍋が。。。とか●○氏作の小もの、イームズのチェアなどインテリアに詳しい人なら知っている名前があちこちに出てくるのもすごく変です。業界の内輪受けみたいな印象の本で、買って損した気分です。

国民が贅沢に飽きたバブル崩壊直後ならある意味面白い本だったかもしれませんが、今はもう。。。。インテリアの参考に購入するなら他の本と比べてから購入を考えたほうがいいかもしれません。☆2つにすればよかった。

■  ジャンク=がらくた
わたしはブランドに流されず、好きなものは好き!という雑貨好きです。
他の人にはわからない、どうして?というものが好きです。なぜだか、意味はないけれど、惹かれる雑貨があるのです。
まさにこの本に出てくるようなお家の方の気持ちと私も同じ思いです。
イラストレーターのMITSOUさんの宝物はすごく惹かれました。フランスの古い角釘や、ワインの蓋カバーや鍵や鋏・・・

■  珠玉の1冊です
非凡な感性、味のある空間と、いろいろ恵まれた条件下にある方々が紹介されているだけに、正直凡人には足元に及ばない感もあります。でもこの本は、とても有意義。それぞれの価値観やポリシーのもとで心地よい暮らしを営んでいる、その凛とした姿勢に何とも言い難い感銘を受けました。また、この本を通じて、わびさびのように潜在的に受け継がれてきた日本の美意識が、何となく理解できるような気がしました。書店で見かけたことがないだけにネット購入の際は悩みましたが、皆さんのレビューに背中を押され、こんな素敵な本に出会えたので大感謝です。自分にとって、今では宝物です。

 
 
 
 
  
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