私がこの本を買うことにしたのは、某着物エッセイにちょこっと載っていたからでした。 この本、初版は1972年。初版から30年強、一度も改訂されていません。が、新しい和裁本よりよほど現在に合っているのです。ここ数年、20代から30代を中心に着物ブームがおきていますが、バブルがはじけた現在の着物ブームはとてもリーズナブルかつフレキシブル!皆さん工夫もされています。中には自分の好きな生地で着物や帯を作りたい!という方もおられると思います。 しかし、和裁の本というと反物サイズでのことしか書かれていないものが多いのではないでしょうか? この本は違います。概ね反物サイズのことが基本ですが、ウールや木綿、化繊も念頭に置いています。また、リサイクルなどでしか見ないコートの作り方も載っています。 おまけに着物全般の知識についても記されているので、和裁本というより、「着物のすべて本」とも言っても過言ではありません。 難を言えば、反物幅ではない生地の場合の生地の用量と裁断法があればさらにいいのに・・・ということで☆1つ落としました。 |