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| | | 犯罪小説家 |
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これは意欲作だと思います |
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| この著者は僕の中でちょっと評価が定まらないところがあります。『犯人に告ぐ』は傑作だけど『ビター・ブラッド』は数ページでリタイア、まったくダメでした。
対して本作は創意工夫に満ちた構成の巧さに舌を巻きつつ、おもしろく読了しました。視点人物が代わると、それに連動して他の人物のイメージが代わる。嫌な奴だと思っていたのが実は芸術的才能ゆえの奇人に見えてきたりというように、キャラクターの多面性が作り出す人物相関のドラマが進むにつれ、いったい誰を信じていいのか疑っていいのかと惑わされました。
本筋がしっかりした骨太のミステリを求める向きには、全然ダメというのも分かる気がしますが、この作品はコンゲームとサスペンス、作家と映画監督とライターという物づくりの舞台裏に携わる人間心理という要素をうまく合致させたコンパクトな秀作だと思いました。 |
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◆人物の視点の切り替えが絶妙 |
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| 前作の『ビターブラッド』とは一味ちがい、登場人物の視点が変わるので、より臨場感は増したような気がします。
何ともミステリアスな雰囲気をかもちだすストーリーですが、じわじわと、しかしあるキーワードをきっかけに急展開する話の構成は、雫井さんならではなきがします!
自信をもってお薦めします! |
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次作を期待します |
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| 雫井氏の大ファンで、すべて読んでいます。ただこの作品は、う〜ん何かが違う…と首を傾げてしまいます。100ページくらいまでは緊張感や期待感が持続するのですが、それからどんどんと話が変な方向に流れていってしまうのです。つまり前半と後半に関連性がまったくない。登場人物に共感することすらも出来ません。
もしかしたら雫井氏、筆を進めながら話の持って行き方に苦労されたのかもしれませんね。長編でなく、短編にすればよかったのでは?
もちろん次作も必ず購入します。寝る時間を惜しんでまでページを捲りたくなるような作品を期待しています。 |
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