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 賢者のおくりもの
賢者のおくりもの
 
¥ 1,575
発売日:1983-01
富山房
オススメ度:
 


 


■  ツヴェルガーの絵の魅力、大人のためのクリスマス絵本
クリスマスの贈り物にまつわるオー・ヘンリーの有名なおはなしに、国際アンデルセン賞受賞の人気絵本画家ツヴェルガーの絵が添えられた絵本。縦長の装丁もしゃれた一冊。
つましい暮らしを贈る一組の夫婦。夫へのクリスマス・プレゼントのために、妻は自慢の長い髪を売り、夫の大事にしている懐中時計につけるための鎖を買い求めますが…。

この絵本の絵は、ツヴェルガーの初期の頃の作品。深い色や、あざやかな色も使われている現在の画風とは若干異なり、 色使いが淡くひかえめで、斬新なデフォルメもありません。でもクラシックな感じのする上品な絵が、何とも良いのです。
髪を切ったあとのえりあしを気にする妻の仕草、家具や雑貨の描写の繊細さなど、女性ならではの目線と確かなデッサン力で描かれた絵の数々は、ツヴェルガーのファンならずとも必見。

大人のためのクリスマス絵本としても、おすすめの一冊です。

■  贈り物って?
O・ヘンリーの短編の中でも有名なこの話、多くの人が一度は読んだり聞いたりしたことがあるのではないでしょうか?でも、文庫本でさっと流して読んだのと、大判の、繊細で優美な挿絵入りのこの絵本でじっくり読んだのとでは、印象がかなり違っていました。義理で贈ったり義務感で贈ったり、はたまた自己満足だったり、、、こんなに相手を思って何かを贈るなんてことがあっただろうか?そして一緒に暮らす人にもモノにも、もっと愛情をもって大切にしなくては、とクリスマスを前に思ったりします。

 
 
 
 
  
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