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| | | 本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー (PHP新書 546) (PHP新書 546) |
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期待した割にはユルイ内容でした。 |
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| もともと養老氏が新聞書評で竹村氏の『日本文明の謎を解く』を褒めていたのを見て同書を一読して以来、竹村氏の著書は一応全て読んでおり、その着想の斬新さとシャープさには常々敬意を抱いてきた一読者ですが、本書については期待が高過ぎた分、内容的にはやや拍子抜けしたことを正直に告白します。ただ、日本列島の形状(東西に広がる西日本と南北に伸びた東日本)と北海道独立論を結びつけた部分(70−72頁)など、「地理や地形から歴史を見る」(233頁)ことの大切さを改めて教えられたのは収穫。(しかし、それにしても、国と地方の借金は「いざとなれば徳政令を出せば済む」(85頁)との養老氏の発言は暴論としかいい様なし。) |
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養老先生の新展開 |
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| 今までの養老さんの本は、人間社会の都市化(脳化)問題を軸に展開する
内容の本が多かったのですが、本書の冒頭にあるように「モノ」から社会を論じたいと
の事で、データや現実の状態を直視しそこから問題の本質をえぐり出していくという
やりかたで、環境問題、日本の農業問題に関する議論を進めていきます。
今までの養老さんの本は独白形式が多かったのですが、対談、鼎談によって
新しい切り口の意見を知ることができるので養老ファンには堪らない内容となっています。
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