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| | | ウェブ新時代の「口コミ」戦略 ナンバー1になるためのビジネススタイル (PHP新書) |
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タイトルに偽りあり |
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| 「口コミとは何か、企業にどのような影響を与えるものか、企業に求められる変化は何なのか、全体像をわかりやすくまとめた概説書」これが、著者が前書きでいう本書の内容です。
タイトルをみても、WEB2.0時代の「口コミ」の影響力を企業としていかに成功に結びつけるか、といった「マーケティング」の本と思いますよね。
…ところが、内容としては、「口コミ」に関する記述は序盤にあるのみ。ビジネス小説風のモデルケースもかなり「ベタ」な内容で、リアリティは感じられません。さらに実在する企業の成功事例も触れ方が浅く、何のために引用しているのかよく分かりません。
最終章に至ってはほとんど「経営組織論」というべき内容で、著者自身も書いているうちに本書の論旨が分からなくなってしまったのでは?と思ってしまう内容です。
内容にそぐわないタイトル付け、明快なコンセプトがなく論旨がブレてしまったことは、著者よりもむしろ出版社(編集者)に責任があるのでしょう。 |
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結局はやり手の問題だからね |
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| 同じことをやってもだめだし、ひねりすぎてもだめだし、求められているけど提供されていない隙間。そこを思いついてIT化できれば成功する。それはそうだが。
ではどうやって、というと、自由度と情報公開、としている。それがうまくいくかは、やり手の問題だな。
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何を今更… |
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| 「ナンバー1になるためのビジネススタイル」が副題だが、素人にはわかりやすい事例を出してみたっていうことだけ。「だからどうすれば…」と特効薬を視点を示すことができないのは仕方がないが、最後に何処へ行くかというと「経営品質」だってさ。
あまりに古くさい説教で、「何をこの人はいまさら…」と言わざるを得ない。「共進化」なんていうキーワードを出してたいそうに解説しているけど、こんなことは「経営品質」で既にすべて語られていること。Web1.0だろうが2.0だろうが、ビジネスの根幹に変わるところはなく、パラダイムシフトの転換はもうとっくの昔にガラガラ変わっているのではないでしょうか。 |
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口コミを制する者はビジネスを制す |
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| 初めてこの本を店頭で目にした時は、似たようなタイトルの本が並んでいたのでそれほど気にならなかった。しかし、1ヶ月経過しても平積みになっているので気になってしまい、思わず手に取ってしまった。すると、既に知っていると思っていたことが体系的に書かれており、意外と知らなかったこともあった。
私も、blogやオンライン書店を開設している1人なので、口コミの重要性は重々承知している。そのため、仕事やblog等の運営の参考になるのではないかという直感が働いたので、購入することにした。
AIDMAからAISASに行動プロセスが変化したことは、どこかのサイトの記事等で目にしたことがある。実際、私も購入するまでのプロセスは完全にAIDMAからAISASに変化した。またWeb2.0時代についても知っていたが、いかに口コミを有効活用して熱烈なファンを増やすかについての戦略はぼんやりとしか知らず、クレーム等の対応方法については恥ずかしながら知らなかった。さらに、購入後の流れも追いかけることの大切さも知った。
組織は完全にピラミッド&トップダウン型からフラット&ボトムアップ型へと変化しており、集合知、共進化、カスタマー・エクスペリエンスを実現できるか否かが組織の勝敗を決するという。ただ、このような組織を構築するには権限委譲、情報のオープン化、責任の明確化の3点が必要である。そして、上記の事柄を満たすためには人材が一番大切であるという。
本書で書かれていることは、当たり前といえば当たり前である。しかし、なかなかできないのが現実である。しかも、個人が経営者感覚で物事を考えなければならないのだ。改めて、教育と人材の育成がいかに大切であるかを痛感した。 |
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