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 NPOという生き方 (PHP新書)
NPOという生き方 (PHP新書)
 
¥ 756
発売日:2005-02-16
PHP研究所
オススメ度:
通常24時間以内に発送
 


 


■  より良い入門書が望まれる
読みやすい語り口だが、よくよく考えてみると、前半の5分の3ほどまで、具体的な個別のNPOの話などほとんど出てこない。全体に理念的なNPO論が続くばかりで、日本のNPOの歴史を概観できるような記述もない。入門書としても、これでは相応しくないだろう。なお、筆者はクリスチャンであるように思われ、教会を理想のNPO像だと考えているフシが随所に見られた(そのこと自体については、私は賛成も反対もしないが)。

■  組織論としても読める
いわゆる営利を求める企業と、その名の通り、利益を目的としないNPOの本質的な違いを知りたくて本書を手に取った。

最終目的が、企業であれば利益を上げることであるのは間違いないが、長期に亘って成長し継続するには、企業自体の存在意義のような、利益とは別の目的が存在すると思う。多くの歴史ある企業が社会貢献を社是に挙げていることがその一例だと思う。
ニーズがあるところへサービスや製品を投入するのが企業だが、NPOもやはりニーズがあるところに出向き活動を行うのであり、本質的には同じである。ただし、利益を最終目的とする企業は、投資した以上のリターンが期待できなければ動かないのに対し、NPOはニーズに応えることを目的としているために動くことができる。

本書を読んで強く感じたことは、両者とも組織として成り立つために必要なモノは同じであること。
どちらも組織である以上、継続的に事業を行い成長するためには、同じような条件が当てはまるのだと思う。

企業に勤める人が、自分の足元を見直すために読んでも十分ためにんる本だと思う。

 
 
 
 
  
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