「新聞のドイツ語」「現代ドイツを新聞で読む」などの名著を著わした著者 が情報化社会に再び世に問うジャーナリズム・ドイツ語講座!!!出てくるドイツ文は情け容赦ない。なにしろ本場ドイツの新聞やネットから 何の加工もせずに載せているのだから。だから難しい単語や辞書にも出て いない単語がドンドン出てくる。教材文に対する解説は丁寧そのものだが、 なにしろ「超上級」なので2、3日すると忘れてしまうのだ。でも著者は 強弁しています。 「言語およびその学習に初級、中級、上級というような『クラス付け』はあり得ない。」 「ドイツ語学習を始めて1年ほど、という方々も、ぜひ挑戦していただきたいと希います。」 「要は『最初のうちから100%理解したり覚えたりすることを狙う!な』ということに尽きます。」 とにかく語学は、辞書を引きまくって原文を読むのが上達の早道。この本は ドイツの報道や国内事情、EUなどの時事的なことから語学の勉強に関する 著者の経験からにじみ出た考えなど、学習者が思わずうなずく珠玉の言葉が いたるところにちりばめられています。生のドイツ語の世界に飛び込む人に とって羅針盤の役割を務めてくれると思います。初心者がこれから何に手を つけたらいいか、という疑問にも答えてくれると思う(少なくとも私には 答えてくれました)。 はっきりいってこの本は難しい。教材のドイツ文も高度極まりないです。 それだから基礎文法を終えた「ドイツ語初心者」にこそお勧めする一冊です。 |