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| | | ウォール街の大罪―投資家を欺く者は許せない! |
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生きた経済学の教科書 |
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| アーサー・レビットはSEC(米証券取引委員会)の第25代委員長(1993年7月〜2001年2月,7年半の任期は過去最長)で,ITバブルという修羅場をくぐってきた.『ウォール街の大罪』はアーサー・レビットが平易な言葉で「株式投資」について解説する「個人投資家のための投資ガイド」であり,帯に書かれているウォーレン・バフェットの言葉「私が知る限り、小口投資家にとって最良の友は元SEC委員長のアーサー・レビットである。彼が目指したのは、大口、小口を問わず投資家の利益に奉仕する市場であり、その信念が揺らぐことはなかった」がそれを証明している.
本書の内容は,自分を信じる,投資信託の罪,アナリスト,インサイダー情報,財務諸表の読み方,コーポレート・ガバナンス,401kと幅広く,特に貸借対照表,損益計算書,キャッシュフロー計算書の読み方を解説する箇所は有益だ.また,ストック・オプションの費用化に対するIT企業からの攻撃,公平情報開示規則に対する証券業界からの攻撃,監査とコンサルの分離に対する会計事務所からの攻撃などをめぐる話では,一流企業のトップや政財界の大物の実名を出して批判し,公正な市場を目指し「誰が市場を歪めているか」を明らかにする.本書はアーサー・レビットにしか書けない「生きた経済学の教科書」である.
(先日,そんなアーサー・レビットが「時価会計凍結」に対し「時価会計は透明性を高める」と反論し現行の会計原則の維持を支持した.個人投資家の見方であるアーサー・レビットとしては当然の反応だろう.「時価会計凍結」を支持する人は今回の金融危機を「経営者の視点」のみから見ており「投資家の視点」から見てない.ファンダメンタルズを重視する個人投資家は,チャートよりもアニュアル・レポートの方をより重視する.もし,時価会計を凍結して,財務諸表の内容が信用できなければ,ファンダメンタルズ派の個人投資家は株式を購入できなくなってしまう.そうなれば投資が減り,現在の金融危機はさらに悪化すると思われる) |
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米国証券会の裏側 |
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| 米国証券業界の仕組み及びそれに関連する政府組織の暴露本です。筆者は個人投資家保護の観点から、米国証券会の改革に努力された方で、その当時のエピソードをコメント付きで記載されています。 実際にSECの施策がどういう経緯を経て、また、どのような考えの元に制定されたかがわかるので、米国証券法を扱う方にとっても、大変有用です。 また、自らが株式や債券に対して何らかの投資を行っている人は一読すべきです。日本の証券界も本書で記載されているようなダーティな慣習があることも十分に示唆されますので。 |
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証券界の内幕が見える迫真の一冊 |
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| 米証券取引委員会の委員長を長く勤めた著者が、証券界の内幕、違法行為や違法とは言えなくても投資家への背信行為などを明らかにしている。その世界の第一人者である著者の述べていることには信頼性と迫力がある。 例えば、企業の報告書の見方や作成過程、株式投資信託の実状、ニューヨーク証券取引所やナスダックでの値の付き方など、知っておいた方が良いことが数多く見られた。ファンダメンタルズ派、テクニカル分析派によらす株式投資を行っている人には一読の価値があろう。 |
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公正(フェア)な市場を護るために |
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| 米国証券取引委員会(SEC)の前委員長による暴露本です。ブローカー(証券会社)、投資信託(ファンドマネージャー等)、アナリスト、会計事務所等々、悪い人達がたくさん出てきます。 レビット氏がフェアな市場を護るために、こららの悪者たちと戦い、時には勝利し、時には妥協を強いられた様子が描かれています。個人投資家が如何に騙され損をしているかわかります。SECが強大な権限で市場を取り締まっている米国でさえこの状況です。日本は悪者のやりたい放題なんでしょうね。代表的な会計操作の手口なんかも解説してあるので勉強にもなります。 |
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