この本を読めば、東京農大の小泉武夫先生の講義を学ぶことができます。 ブックカバー挿絵の左側は、原始時代にさかのぼった小泉先生の似顔絵ではないかと思います。 難しいお話は抜きにして、気軽にな感じで、原始時代からの食のルーツをたどっていきます。歴史をたどるには、考古学や民俗学などがありますが、これは衣食住の中で最も大切である「食」を中心としてヒトの文化が発展したきたという論法で書かれています。そういう意味で、歴史をたどる中では、画期的な考え方であるとも思われます。 ヒトは何を食べてきたのか、なぜそのような食の習慣が生まれたのか等ということを民族ごとに考え、食のルーツや歴史を知っていくうちに、現在の食のあり方、21世紀に向けた提言をしています。 小泉先生のご専門分野である発酵のお話や発酵にまつわるお酒のお話しなども盛りだくさんで、ざっくばらんな読み物です。 |