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 銀行の法律知識 (日経文庫)
銀行の法律知識 (日経文庫)
 
¥ 903
発売日:2006-07
日本経済新聞社
オススメ度:
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■  銀行業務内容がコンパクトに良くまとまっている。
預金業務から始まって、為替、与信、債権保全・回収、付随業務、投資、銀行代理業に至るまで銀行業務全般の知識のまとめに最適な点、一般行員等とFFG銀行法務部長の対話形式で非常にわかりやすい点、それぞれの項目のポイントとして「解説」欄が設けられている点、非常に良く書けている。始めの預金業務でも、法的に民法の寄託、消費寄託、賃貸借の解説もあり、一応は金融知識の基本は知っているつもりだが再度全般的に知識として整理、確認したい、或いは最近の新法の施行や改正に追いついておきたい、という前向きな方々に最適である。銀行オンチでは済まされない現代、この書で基本は押さえておけるでしょう。

■  すばらしい
この本は,日経文庫の特徴である淡々とした説明ではなく,「問答形式」なのがよい。文章もとてもわかりやすく,銀行法務を長年経験してきた,現在企業内弁護士の階氏と大手法律事務所勤務の渡邊氏が著者という点で,内容的にも信頼できる。

■  一般市民も必読!
 一読して、わたしたち一般の市民「も」目を通しておくべき本だと思いました。たとえば、カードや通帳を盗難され、悪用されたとき、被害額は保証されるのでしょうか。そのさい、暗証番号の設定の仕方や保管の仕方で被害者の過失の度合いが「法的に」問題になるということを、法律をやさしく解説した本書で知っておけば、日頃のカード類の管理も、より真剣になるかもしれません。あるいは、高校生の子どもが株式投信をしてみたいと言い出したとき、親は、どう対処すればよいのでしょうか。窓口担当者は…。
 「ここ数年、個人情報保護法、会社法、預金者保護法、{2007年施行の}金融商品取引法など重要な法律が相次いで成立しています。民法、倒産関係法、銀行法など既存の法律についても多くの改正がなされました」(3頁、{ }は引用者の補足)という現状からすれば、もちろん、銀行とかかわる仕事をされている方、銀行員、実務を学ぶ学生さんには必読書となるはずです。
 「グレーゾーン金利」が「ボール球を打たせて取る」ピッチャーの譬えで説明されているのは、著者の趣味のあらわれでしょうか。このような巧みな例や法律用語の補足説明は、わたしのような全く予備知識を持ち合わせない読者を助けてくれます。わたしは、一通り、この事柄にかんする経済・法律用語の基礎知識も得ることができました。

 
 
 
 
  
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