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| | | メンタリング入門 (日経文庫) |
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メンタリング制度の導入を考えている企業の担当者は、必読です。 |
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| 渡辺三枝子、平田史昭という当代きっての筆者が理論と実務の両面から、真摯にメンタリングについて切り込む。
さらっと読むと、類書との違いが分からない。しっかり読みたい。
「メンタリング」って、ちょっと前までの日本企業に当たり前にあった「徒弟制度」ですよ。
でも安易に自社に導入するその前に、相手を受け入れ、依存させず、やがては離れていくことが究極の目的である「メンター制度」の本質を、この本で十分に理解していただきたい。
誰だってやる気に満ちて企業に入社しているはず。誰にも「やる気を損なわせる権利」なんて無いはず。
しっかりと、慎重に導入しないと、折角の人財を無駄に使い捨てしていることになる、と私なんかは思います。
メンタリング制度の導入を考えている企業の担当者とメンターに指名された方は、必ず読んで欲しい。
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本筋を押さえた入門書。 |
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| 「メンタリング」について書かれた本の中には、リーダーシップ論やコーチングの技法論と同じになってしまっているもの散見し、短期間でパフォーマンス向上を求めることが直接目的であるかのような書かれ方をしているものもあります。
本書では「メンタリング」の目的を、メンティ(メンタリングを受ける人)の「キャリア発達を援助する」ことであるとし、メンターがメンティに向き合う際の姿勢を重視するとともに、メンター自身の成長をも促すとしていて、そうした考え方のベースにカウンセリング理論があることが読み取れます。
最終章では、企業内で「メンター制度」として導入し運用する際のポイントが述べられていて、メンティに希望するメンターを選ばせる「ドラフト会議方式」などは、メンターの本来の姿は自然発生的な私的なものであり、制度はその仕掛けであるという考え方からすれば、納得性の高いものと言えます。
新書ゆえの簡潔さで、物足りなさもあるかも知れませんが、入門書ほど著者の「見方」が入るものはないかもしれず、個人的には著者の「見方」は「メンタリング」の本筋を押さえたものだと思います。
メンターを志す方は、本書を足掛かりにカウンセリング心理学の本などに読み進むのもいいのではないでしょうか。
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