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白い僧院の殺人 (創元推理文庫 119-3) 
妖魔の森の家 (創元推理文庫―カー短編全集 (118‐2)) 
三つの棺 (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-3) 
火刑法廷 (ハヤカワ・ミステリ文庫 5-1) 
プレーグ・コートの殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 6-4) 

 
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 魔女の隠れ家 (創元推理文庫 118-16)
魔女の隠れ家 (創元推理文庫 118-16)
 
¥ 588
発売日:1979-04
東京創元社
オススメ度:
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■  フェル博士の記念すべきデビュー作
記念すべきフェル博士のデビュー作。これで不可能犯罪、オカルティズム、ファースと言うカーの三大要素が揃った。本作もその線に乗った快作。

リンカーンシャー州のチャターハムにある「魔女の隠れ家」と呼ばれる古い監獄跡。この陰惨な監獄を管理するスタバース家には、代々ある儀式が伝えられていた。その時の長男が監獄を相続する儀式で、一人で監獄内の長官室で金庫を開け、代々伝えられる文書の内容を確認する事であった。そして、この時の長男マーティンがその儀式を執り行おうとするのだが、フェル博士を含む衆人環視の中、マーティンは殺されてしまう。古い監獄での儀式、オドロオドロしい雰囲気、不可能犯罪。如何にもカー好みの設定である。読んでいて雰囲気に圧倒されるが、解決は良く考えてあり、カーの作品に多く見られる尻すぼみの感じはしない。

フェル博士のデビューを飾る、異様な雰囲気とトリックがマッチした初期の秀作。

■  地味だかまぎれもない傑作!
カーの名探偵、フェル博士がいよいよ登場。のっけから笑わせてくれる方です。
事件も歴史あるイギリスらしいものです。日本だとちょっとこうはいかないでしょう。あぁ、カーはいいなぁ。
暗号もひらめきさえあれば日本人でも解けます。極端に突出した部分はないですが、全体的に読んでいて楽しいミステリです。

■  カー全盛期の始まりの傑作
 フェル博士の初登場作品ですが、ここからカーの全盛期が始まったとでも言うべき名作です。ちゃんと評論してみるとカー得意のハウダニット系の作品なのですが、犯人も実に意外。犯人が明らかになってからの展開も実に面白く、ラストの一行も印象的です。

 また、初期のように読みにくいところがなく、怪奇趣味も事件と上手くマッチしています。男女の恋愛を入れるところもトリックが際立つ作風なのもフェル博士の登場と共にここから始まったという感じで、本格ミステリとしても上出来、長さも手ごろなカーを初めて読む人にもちょうどいい作品だと思います。


■  墜死もの
カーが良く書いた、不可解な状況での墜落死もののひとつ
フェル博士初登場作品
牢獄の長官をつとめてきた一家の
当主が必ず首の骨を折って死ぬという伝説
そして相続儀式を終えた男が首の骨を折って死んでいるのが発見され
恐怖のどん底に落ちる・・・
トリックをうまく神秘儀式と呪われた伝説に溶け込ましている
作品です

 
 
 
 
  
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