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夜歩く (創元推理文庫 118-14) 
曲った蝶番 (創元推理文庫 118) 
赤後家の殺人 (創元推理文庫 119-1) 
髑髏城 (創元推理文庫 118-12) 
パリから来た紳士 (創元推理文庫―カー短編全集) 

 
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 絞首台の謎 (創元推理文庫 118-15)
絞首台の謎 (創元推理文庫 118-15)
 
¥ 672
発売日:2000
東京創元社
オススメ度:
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■  〈破滅の街〉はどこに?
カーの二作目。バンコランがロンドンに招かれ、事件にかかわります。
ロンドンの街にとつじょあらわれた絞首台。死者の運転する自動車。そして予告されていた〈破滅の街〉での殺人。
はたして存在しない破滅の街はどこにあるのか。そして、絞首人ジャック・ケッチの正体は?
ミステリ的にはやはりホームズの街というところが面白い。おそらくカーも意識していたのでしょう。破滅の街をめぐるロジックはホームズを想起させます。また隠し部屋といった要素も大胆につかわれます。
とはいえ無茶も目立つので人にはちょっとすすめづらい。しかし以上の理由から、僕自身は高く買っています。

■  謎解き重視
 カーの書いた第二長編ですが、それだけにトリックや推理などには気合が入っているものの、小説として全く上手く書けていません。冒頭から怪奇色を入れて雰囲気を上げようとしているものの、ぞっとさせるような感じだけで、後の「火刑法廷」や、「囁く影」程の雰囲気はできていません。それに、序盤に事件が一気に起こるため非常に読みにくく、話の展開のさせかたがまずいです。人物描写もまずく、被害者から容疑者までよくわかりません。

 というわけで、これは本格ミステリとしてのみ評価するべきなのですが、これは怪奇趣味を除いたらそう目立つところはありません。肝心の謎は反則すれすれですし、私は三分の一ほど読んだ時点で犯人は見当がついてしまいました。

 ただ、まさに謎解きだけに重点を置いたミステリなので、トリックや謎の正体、そして悪魔的な天才探偵バンコランを起用しているだけあって、後期よりその推理と伏線は素晴らしく上手くできていました。しかし、これは本格ファンでないとちょっと読むのは大変でしょう。


■  霧深きロンドンの怪事件
木偶人形と評される
カーの初期のシリーズ探偵バン・コランはフランス人ですが
今回はロンドンに招かれ不可解な事件に直面します

ロンドンの霧に包まれるとそこは別世界
断頭台がそびえ立つ魔都に迷い込んでしまうのか?
疾走する自動車から飛び出してきたのは
何時間も前に殺された運転手!
事件の真相はいかに


 
 
 
 
  
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