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マンガ「種の起源」 
The Origin of Species 
種の起原〈下〉 (岩波文庫) 
種の起原〈上〉 (岩波文庫) 
ダーウィンの足跡を訪ねて (集英社新書) 

 
  
 
 新版・図説 種の起源
新版・図説 種の起源
 
¥ 5,040
発売日:1997-11
東京書籍
オススメ度:
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■  わたしたちはどこから来て、どこへ行こうとしているのか
『種の起源』をちゃんと読んだのは30代半ばのころだった。とても感動した(理系の本だと思い込んでいたのだが、哲学書だと感じた)。

必要があってもう一度読もうと思ったら、どこに行ってしまったのか見つからない(確か岩波文庫の上下巻だったはずだが)。

Amazonマーケットプレイスで本書を安く入手した。図版が入っているので助かる。

■  「種」を定義しない『種の起源』は根源的に誤り!
 本書の根源的な誤りは、「種」を定義せずに、理論を組み立てたことにある。◆「分類学的種」は、分類学者の思い込みで左右されるが、「生物学的種」は、他と生殖隔離が成立する「交配集団」として明確に定義できる(マイアー)。したがって、「種の起源」とは「交配集団」そのものの起源であり、時系列上で変わる各「種(ステージ)の始まり」とは別概念である。◆ダーウィンは、創造説における「種の起源」を本書で論駁しようとした。しかし、「種」を定義せずにそれをやったため、「ヒト起源は最初のヒト」という創造説まがいの「進化起源論」をもたらした。◆生物進化を認めるなら、「ヒト起源」と「ヒト種の始まり」は別概念である。今日の生物学は「ヒトゲノム」を解読したが、「ヒト起源」はこの「ヒトゲノムの起源(生命誕生)」に一致しなければおかしい。チンパンジーとの差異化の起源を「ヒト起源」と呼ぶのは、科学的には誤りである。◆ダーウィンは、「種=交配集団」であり、「種が変わるとは、交配集団が変わること」という基本原理を無視した。それゆえ彼は、当時のマルサス主義的思い込みから「自然選択」なる「非科学進化論」を書いた。◆「個体間の生存競争」では、そもそも「交配集団」を維持する仕組みが考えにない。これでは「種=交配集団」が変わることを、原理的に説明できるはずがない。◆「種が変わる(進化)」とは交配集団を束ねるルール(新今西説でいう「MPR=交配優先権ルール」)が変わることである。◆本書の「種定義なき進化論の誤り」は、議論の余地がない程明確である。

■  現代の視点から再評価した「種の起源」
ご存知ダーウィンの種の起源。理解の助けとなる図版や現代進化生物学の観点からの注釈を多数加えたことにより非常に分かりやすいものになっている。
ダーウィンがどのような経緯で進化論を提唱するに至ったかが分かる良書。
進化論成立の経緯を知りたいならこれを読むといい。

 
 
 
 
  
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