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芸術の贈りもの (シュタイナーコレクション) 
自由の哲学 (ちくま学芸文庫) 
いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか (ちくま学芸文庫) 
照応する宇宙 (シュタイナーコレクション) 
内面への旅 (シュタイナーコレクション) 

  
 
 子どもの教育 (シュタイナーコレクション)
子どもの教育 (シュタイナーコレクション)
 
¥ 1,680
発売日:2003-06
筑摩書房
オススメ度:
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■  シュタイナー自身の著作を読もう
本書を読んでの感想は,第一に,やはりシュタイナー自身が書いたものを読まないとダメだということ.

ラヒマ・ボールドウィン著「親だからできる赤ちゃんからのシュタイナー教育―子どもの魂の、夢見るような深みから」や,松井るり子著「幸せな子ども―可愛がるほどいい子になる育て方」,「七歳までは夢の中―親だからできる幼児期のシュタイナー教育」や,京田辺シュタイナー学校の「小学生と思春期のためのシュタイナー教育―7歳から18歳、12年間一貫教育」など,いずれも素晴らしい本だと思う.でも,こんな教育の仕方もありますよ,ということではなく,その底流にある考え方を正確に知るには,シュタイナー自身の著作を読むのが一番だ.

本書は,シュタイナー自身の手による教育の入門書である.「霊学の観点からの子どもの教育」に始まり,「人知学的な教育の特質」,「感覚の教育」,「教育と芸術」,「教育と道徳」,「教育のためのお祈り」と続く.その後に,訳者である高橋氏による解説「生きる意志と子どもの教育」がある.いずれも非常に示唆に富む内容で,教育者はもちろん,子供を持つ親には是非一読を勧めたい.

ただ,「霊学の・・・」とあるように,スピリチュアル(霊的)な部分を大切に考えるシュタイナーの思想なので,前述のようなシュタイナー教育の本を読んだ上で,その教育観に共感できたら読むといいのかもしれない.

■  最初に読むなら
シュタイナーの名を冠した育児関連の本が沢山でている。
それらの本に感銘を受けたならば、このシリーズを原点に戻るのが良い。

訳者、編集、装丁ともに申し分なく、読み込むのに最適である。


■  待望の個人訳選集
海外の思想家が日本に紹介されるとき、誰を通じて、いつの時機に行われるかは、極めて重要な問題だと思われる。今、この時期、高橋巖氏によるシュタイナー・コレクションの発刊は、双方の意味において、我々読者にとって幸いな出来事であろう。高橋氏がいなければ、日本でのシュタイナー像は極めていびつなものになっていたに違いない。本書は小品ながらシュタイナーの教育理論の本質を理解する堅固な糸口になっている。訳文は、詩情にあふれた名訳である。隔月にこのコレクションを読み解くのは至上の楽しみだ。

 
 
 
 
  
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