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 自分のためのエコロジー (ちくまプリマー新書)
自分のためのエコロジー (ちくまプリマー新書)
 
¥ 735
発売日:2006-08
筑摩書房
オススメ度:
通常24時間以内に発送
 


 


■  家づくりを始める人は必読だと思います。
今年家を建てようとしています。いろんなメーカーを巡り、いろんな本を読みました。頭の中が中途半端な知識でいっぱいですが、完成後のマイホームでロハスな暮らしを夢見て、この本を読みました。
で、・・・まさに目からウロコでした。輻射熱や気化熱などのしくみを模式化してホントにわかりやすく説明してくれています。
今まで、いろんな工法のお勧め本を読みましたが、家だけで快適性を追求すること自体に無理があり、この工法が一番だとか、断熱材はこれがいいなど、マニアックになってしまっていた自分に気づき、恥ずかしい限りです。(勿論、断熱も気密も換気も大事ですが。)
巷に氾濫している知識は自社の販売促進になるものとしてメーカーが発信しているものが多く、この本のように自分の信じるビジョンを貫き、消費者の視点から構築した(メーカーびいきでない)解説書は余りありません。
本書は偏らず、「なるほど」とわかりやすい良書です。
家づくりを始める人はいろんな<いい家>理論に染まる前に早く本書を読んでほしいと思いました。

■  なるほどの連続でした。◎
住宅業界に従事しているものですが、今まで、家の中の快適性だけを考えていました。そしてどんなに断熱性能を良くしても、夏の暑さにエアコンは絶対に必要だったのです。この本を読んで、人間が感じる体感温度の理屈や、この本の通り、暑さを遠ざけることで本当にエアコンがいらない生活ができました。甲斐さんのセミナーにも何度か出席しましたが、セミナーでも教えていない秘密がこの本には書かれています。ものすごく難しいことをものすごく簡単に書いてあるので、最後まで楽しく読むことができました。省エネや電気代が高くて困っている人には必見の一冊です。

■  暑さの原因の輻射熱 そのコントロールとそのコンセプト
熱を伝えるのは輻射熱が一番重要な役割をしている。このことは、高校の物理でも教えられているはずなのに、部屋の中の温度を下げなければ涼しくならないと思ってしまう。実際には私たちを囲っている部屋の壁の温度が下がるまでは、あまり「涼しい」と感じられない。
こんなことをふまえて、果たして涼しい家をどう造るかということが書かれている。また、今住んでいる家で上手に涼しく過ごすための秘訣も書かれている。その上で、輻射熱を押さえるためのすだれや樹木の活用法、まち作りのポイントにまで話は進められる。
そして最後の章。著者のコンセプトが示される。なるほどなあ。このような地味で、あまりお金にならない活動を行ってきたという著者の考え。共感できる部分も多い。
何となく、生活の知恵と、生きてゆくための知恵の両方が感じられる。

 
 
 
 
  
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