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| | | 漢方的スローライフ |
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考え方としての「漢方」 |
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| 薬としての漢方にとどまらず、考え方としての「漢方」をとてもわかりやすく説明している一冊。内容は、中医師でありMBAも持っている著者が、高校生との対話を通して「漢方的思考」を解説している。
漢方の基本的な考え方や、西洋医学との違い、そして食べ物が体に与える影響などをとてもわかりやすく説明しています。例えば、「体格」と「体質」の違いを通して日々どのような食べ物を食べるかを意識することの大切さを説いている部分などは、とても面白く、納得のいくものでした。
決して西洋医学を否定するわけではなく、ストイックな食生活を強いるわけでもなく、また食事だけでなく、日頃の生活全般の過ごし方を易しく説いてるトーンはとても好感が持てました。この本を読んで、今まで漢方については「西洋医学とは対極にある、体にやさしそうな薬」くらい程度のイメージしか持っていませんでしたが、考え方としての漢方に興味を持ちました。 |
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毎日の暮らしを見直すヒントがいっぱい |
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| 「漢方」といっても漢方薬の話ではなくて、具体的な処方がくわしく書いてあるわけじゃありません。中国伝来の医学を基盤にした、いまはやりの「スローライフ」指南書です。
漢方にちょっと興味を持った高校生が専門家の著者にインタビューしている、という体裁をとっているため、分かりやすく読みすすむことができます。そして、食生活を中心に、ちょっとしたものの考え方まで、ふだんの暮らしの中ですぐにでも始められることがたくさん書いてあります。スローライフって、そんなに難しいことじゃない。本来当たり前の生き方なのだ、とわかります。
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人生はもっとシンプルかも |
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| 最近巷でも認知度の上がってきた漢方についての本ですが、医学そのものよりもむしろ、漢方処方の根底に流れる「漢方的思考」を我々の日々の生活に応用するための手引き書という印象です。もちろん、基礎知識として、現代の人間がからだを壊す背景に始まり、西洋医学と漢方のアプローチの違い、漢方処方を受ける上で大切な心構えなどもわかりやすく解説されています。漢方では、バランスの崩れた体質を改善し、本来からだ自身が持っている生命力を回復させることで、病気や症状の根本からの改善を目指します。つまり、病気を治すのは(医者や薬ではなく)自分のからだ自身というわけで、そのからだをつくる元となる食事の重要性を含め、自身のからだを思いやることの大切さを説きます。 今日、社会は複雑になる一方で、誰しもが大なり小なりストレスや悩みをかかえて生きています。そんな時代にはこの漢方思考で、「足りないものを探す人生から、満ち足りている部分に目を向けて感謝する人生へ」(P.150)シフトすることで、心もからだも満たされた毎日を送れるような予感がしました。「なんだ、もっとシンプルに生きればいいんだ」と、前向きな気持ちにさせてくれる一冊です。 |
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