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| | | 尾崎翠 [ちくま日本文学004] (ちくま日本文学) |
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色あせない猛烈な魅力 |
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| 文章が素直でぐいぐいひきこまれます。
とびぬけてエキセントリックでも個性的でもないのに、一度読み始めたら先が気になって途中でやめることができません。
まるでひとりひとりに話しかけているかのような語り口や、ものを見る目の鋭く、それでいて優しい、文章の背後にはっきりと見える透明な意識がとんでもなく魅力的です。
これだけの作品を書く人が、晩年は不幸だっというのが本当に切ないし、どんなにか辛かっただろうともう間に合わない今でも残念でなりません。
似たような感性で、同じような文章を書いたとしても、決して置き換えのできない尾崎ワールド。
「ブンガク」の力をひしひしと感じさせられます。 |
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