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| | | 倚りかからず (ちくま文庫) |
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「淡々と生きていけ!」(本文から) |
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| 研ぎ澄まされた言葉が、不思議な間合いで連なり、
まるで文章のように、音声のように
意味深く重く語りかけてきます。
今日の私に最も響いたものは、「木は旅が好き」
根を張り、栄えるどんな木も、その種はどこからか運ばれてきたと言う
当たり前のことに。
旅、旅ですね。
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| ■  |
じぶんの足で立っていよう! |
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| 茨木さんの詩を読むと、いつも背筋がピンと伸びる思いがします。
真面目な言葉だけを並べているのではないのに、心は強く励まされているようです。
人はひとりでは生きていけないから、あるときは養ってもらったり、あるときは助けてもらったりする
ものですが、精神的にはべたーっともたれかかることなくじぶんの足で立っていたいし、立っていて
いいのだと思うことができました。
解説を書かれた山根さん同様に、私も茨木さんの「志」を受け継ぐ者でありたいと思いました。
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| ■  |
たおやかな激情 |
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| 暖衣飽食の時代をただよう今日の日本人に宛てた茨木さんの「白鳥の歌」。読む度に襟を正されるものを感ずる。中田英寿を詠んだ「球を蹴る人」と山根基世さんの解説文も佳品。座右に置いて何度も読み返したい一書です。 |
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| ■  |
ユーモラスであり、また何となく心が和んでくる |
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| 何事も、上手くいかないと人や思想や権威やら何でもいいからすがりたい思いにかられる。
しかしこの詩は、自分の目と耳、足と手があれば不自由なことは無いと語りかける。最後に「倚りかかるとすれば背もたれだけ」の締め括くりはユーモラスであり、また何となく心が和んでくる。 |
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