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| | | 世界制作の方法 (ちくま学芸文庫) |
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ネルソン・グッドマン、この名はもっと知られて然るべし |
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| 「多くの世界があるというのは、正確にはどういう意味でなのか。本物の世界をいつわりの
世界から区別するものは何なのか。世界は何から作られているのか。世界はどのようにして
作られるのか。その制作にさいして記号はどのような役割をはたしているのか。さらに、世界
制作は知識とどのように関連しているのか」
これらが本書において取り上げられるべき主題。キーワードは、例えば「ヴァージョン」。
あるときは認識論、あるときは存在論、あるときは芸術論。
イギリス経験論の香りをはらみつつ、カントの香りを漂わせつつ、分析哲学の香りを放ち
つつ、パラダイム論の香りをまといつつ……そんな知の重層性に加えて、誰とも違う氏特有の
思索のアプローチが交わり、幾度となく読み返し噛み締めたくなるような、濃密な一冊。 |
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パトナムやクリプキが好きなら買っておこう! |
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| 入手困難だったグッドマンの主著が文庫になってる!
あわてて購入しました。みると訳も見直されておりうれしい。
グッドマンは最初は論理実証主義者っぽところもあって、反事実的条件
法の分析や「グルーのパラドクス」など言語哲学のテクニカルな部分での
イメージがあったが、本来は言語哲学自体を乗り越えることを模索していて
いたのだなあ、懐深いのだなあと、いまさらながら「世界制作」という哲学
らしいタイトルをみて感じました。邦訳は少ないけど、パトナムの「内在的
実在論」へも影響を与えた人物。1998年になくなりました。
没後十年、最近のちくま文庫のなかでもこれはなかなかのイイ企画では
ないでせうか。 |
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待望の文庫化! |
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| グッドマンほど我が国で冷遇されてきた哲学の巨匠はいないだろう。最近刊行されつつある某大手出版社の哲学史シリーズ――日本人研究者が書いたことがウリの――でも見事に無視されている。さて本書は本国アメリカで刊行されるや大きな反響を引きおこした問題作であり、グッドマンのメタ哲学ならびに記号主義を事例に即して懇切に展開した、グッドマン哲学への最良の入門書(あるいはそれ以上)だ。かつて、みすず書房から刊行されたが長らく品切れになっていた。哲学に関心のある人だけでなく、工学系やデザイン関係者などに読まれていたらしいが、容易に入手できなかった。古本相場も高かったし、第一古本屋の店頭に出なかったのだ。今回文庫化されたが、早速確認したところ、訳や注も改善されていて格段に読みやすくなった。訳者による解題や用語解説も資料として役にたつ。 |
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