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| | | フラジャイル 弱さからの出発 (ちくま学芸文庫) |
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こんな試みはどんどんやってほしい |
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| 壊れ物注意の”弱さ”(もろさ?)とでもいえるような感覚を掘り下げて、フラジャイル的視点から文学・文化・歴史を眺めた本です。前半は作者のいうところのフラジャイルの感覚を読者に伝えるため、いろいろと例を出して分かりやすく説明しています。だんだん、作者の考え(趣味というか)が押し出されて、正直に言うと、途中で少々飽きてくるのですが、最後まで読み通す価値はあります。 文化であれ、歴史であれ、全体を通しで眺めようというときには、何らかの柱になる視点と論者の主観が必要だと思います。作者の感覚に全て賛成できなくても、この本を読むと、作者の見方を通して、歴史的流れが見えてくることは間違いありません。広い意味での文学(純文学から漫画、芝居、etcまで)をフラジャイルの観点でとらえた力作です。 |
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