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身体化された心―仏教思想からのエナクティブ・アプローチ 
オートポイエーシス―第三世代システム 
こころの情報学 (ちくま新書) 
オートポイエーシスの世界―新しい世界の見方 (近代文芸社新書) 
哲学、脳を揺さぶる オートポイエーシスの練習問題 

  
 
 知恵の樹―生きている世界はどのようにして生まれるのか (ちくま学芸文庫)
知恵の樹―生きている世界はどのようにして生まれるのか (ちくま学芸文庫)
 
¥ 1,260
発売日:1997-12
筑摩書房
オススメ度:
通常24時間以内に発送
 


 


■  わかりやすいことをわかりにくく
教育番組や科学雑誌、もの知りマンガの類で普通に紹介されそうな科学的事象が、
一般的でも専門的でもない特殊な用語で、不正確に抽象的に説明され、
時々ポンと跳躍して哲学的思索、というか筆者の立場表明がちりばめられる。
視聴者や読者を煙に巻きたいのでなければ、精一杯背伸びして何か難しそうなことを
書きたかった、という感じの文章ですね、これは…浅田彰の序文がまた、失笑もので。

こういう本をサラサラと読める人は、かなり頭の回転の速い人だと思います。
でも、合理的な人なら、流れが見えた時点でその先を読むのは放棄するかな。

■  思考・志向をずらす為に
オートポイエーシスの入門、というかこれだけ解れば十分な気もするぐらい。
同じような言葉が何度も使われて混乱しそうになるかもしれないが、落ち着いて順を追って読んでいけば言葉遣いが平易で(しかも妙にフレンドリー)、巻末に用語集も付いているので、中高生でも理解できると思われる。

だがここでより重要なのは、具体的で唯一の真理を探そうとする近代・科学・デカルト的発想法にたいして、「機能している機能、関係性」、ネットワークの全体性・現象性を捉える発想法を提示していることだと考える。

■  オートポイエーシスってそうやったんかー!
別名「オートポイエーシス入門」ですね。

最近なにかとシステム理論、哲学、生命論等でとりだたされるオートポイエーシス。その提唱者自らが平易につづったこの本をまた、センス豊かに翻訳されています。名著だとおもいます。

日本におけるオートポイエーシス論の啓蒙社は河本英夫氏が何冊も出版されていますが、どれをとっても僕にはわかりづらかった・・。その理由は彼が「哲学者」であり、入り組んだ言葉で説明することに慣れすぎているからだと思うのです。それに対し、こちらは非常にわかりやすくイラストも豊富に描かれていて、非常に著者らの疑問、そして提案に至るまでが理解できます。もし大学で今までのお堅いシステム論ではなく新しいシステム論授業が開講されるなら、是非副読本として推奨されるべきですね。

医療や生物、教育など自律的なシステムを相手取っている人々に読んでいただきたい一冊。・・・・いや、万人に読んでほしいんですけどね。
珍しくベタボメでした。


 
 
 
 
  
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