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 閉塞経済―金融資本主義のゆくえ (ちくま新書)
閉塞経済―金融資本主義のゆくえ (ちくま新書)
 
¥ 714
発売日:2008-07
筑摩書房
オススメ度:
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■  主流の経済学じゃ説明できない
1.この本の内容
世界同時不況や小泉改革など、最近生じたことは、主流経済学では説明不可能なことが多い。そこで私(金子先生)が、既存の主流経済学にとらわれず、独自の見解で処方箋を書いてみようと思う。また、平等概念を新たに創り(内容は買ってからのお楽しみ)、それに基づいた社会を創るべきである。
2.評価
(1)とりわけ、第1章は難解である。
(2)参考にはなるし、著者の主張が正しいかは判断できないし、決定的な説得力があるようには感じなかった。
以上2点により、星1つ減らして、星4つとする。

■  今後の政権選択や政策選択を考えるのにお勧め
 金融自由化とサブプライムバブル崩壊の必然。構造改革による格差拡大と将来の成長基盤の破壊。需要サイドか供給サイドか、大きな政府か小さな政府か、結果の平等か機会の均等かの議論の不毛など。現状の世界経済や日本社会の混迷の所以を、根源的な問いを排除した経済学の限界を指摘しつつ説いている。
 アメリカ言いなりの規制緩和やグローバリズムに追従するのか、日本が置かれた歴史的条件を踏まえて制度改革や産業戦略を進めていくのか?
 衆院選が迫る日本の政権選択を考えるのに参考になります。自民党総裁選での5候補の、はぐらかしや単純化論議の奥にある小泉構造改革路線継承の政策選択を検証するためにもお勧めします。

 
 
 
 
  
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