竹内さんは多分、日本版のデビッド・ピートか デビット・ボームを目指しているんだと思います。 理論物理学の最先端から精神世界や、東洋の宗教の 研究に深く足を踏み入れた人は少なくありません。 色即是空、空即是色・・・これって物理や数学で言う 双対性でしょ。 この本が なんか宗教本みたいですが、竹内さん流の最新トピック の採用方法により、物理の最新手法の具体的メモ書きの ようになっているんです。今話題になっている、量子重力理論をスピンネットワークで 実現しようとする方法ですが、肝心のスピンネットワークの 具体的手法が簡単に書かれた和書が殆どありません。 この本にはサイエンティフィックアメリカンに載った リー スモーリンの解説をベースに概略が説明されて います。 マイケルグリーンさんの本を読まれた方は、何か おかしいと気付かれたはず。 マイケルグリーンさんはプランク長以下の時空は カラビ・ヤウ多様体で表現できるとして自論を展開して います。そうすると、スピンネットワークの話と全然違う ように見えるわけです。 同じものを別の数学的手法で見ている可能性というのが ここでも考えられるわけです。 サイエンティフィックアメリカンを読みそこなった 人は是非この本を見て下さい。 |