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 情報デザイン入門 (ちくま新書)
情報デザイン入門 (ちくま新書)
 
¥ 714
発売日:2002-10
筑摩書房
オススメ度:
 


 


■  本当に情報デザインの入門として捉えてよいのか不安を感じた
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■  この本自体に、情報デザインの視点が掛けているのでは?
私は書籍を読むときに目次を先に見ることが多いのですが、この書籍は目次を
見ても主張が伝わってきません。

目次というのは、中身の究極の要約であるべき部分であるはずなので、そこに
意味が感じられないというのは致命的だと思います。

この書籍の目的は何でしょうか?

様々な事例・事象・歴史だけを伝えるというタイプの書籍なのでしょうか?

情報デザイン入門者がこれを読んでも、ここからどう広げて行けばよいのか分
からないでしょう。この程度の内容なら、他にも沢山の方が論じており、そち
らを読んだ方が有益でしょう。

ちなみに、書籍の理解の参考になるかと著者の Web も見させて頂きました。残
念ながら、Web にも、この書籍と同様の疑問を感じざるを得ません。デザイン

的にはスマートですが、情報デザイン的には?です。

他の情報デザインの書籍にも共通する部分ではあるのですが、デザインを専門
としている人たちと、そうでない一般人との間には大きな「溝」があるように
思えてなりません。


■  編集者不在?
各章やそれ以下の要素の構成上の関係がつかめません。こういったことはそもそも情報デザインの分野のはずですが…。

最近は新書ブームですが、出版数が増えることで一冊にかける手間が薄くなるのは、懸念です。ページ数も少ないですし、冒頭から50ページまで丸々1章分がメディア史の内容で、なぜ冒頭に直接的なテーマでないバックグラウンドを持ってこなければならないのか、わかりません。

そういえば、著者の方の経験談のような、現場の息吹が終始感じられないのも、新書としては不自然な書き方ではないかと思います。それならば題名通り入門書としてアカデミックに参考文献でも付けて欲しいところですが、それもないです。

読んだあとに、どこにつながっていけばいいのかわからない本でした。


 
 
 
 
  
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