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 カラダで感じる源氏物語 (ちくま文庫)
カラダで感じる源氏物語 (ちくま文庫)
 
¥ 777
発売日:2002-10
筑摩書房
オススメ度:
通常24時間以内に発送
 


 


■  面白かった
源氏物語の大体のあらすじがわかっていれば、
とても楽しめる本だと思います。

古典常識が理解できるし、
大塚さんの源氏の解釈は素直に面白いなと思った。

源氏物語が、今まで語り継がれてきたそのわけが、
なんとなくわかり、勉強になりました。


■  読みやすく解りやすい源氏物語の解説書?
高校の時、古典で特に「源氏物語」が良く解らなかった。登場人物の行動、和歌、一つ一つが理解出来なかった。何が面白くて千年の時を超えて今に残っているのか、分からなかった。本書を読んでその答えがちょっと判った。本書は確かに解説にある通り「源氏物語」のエロティックさを赤裸々に暴き出しているのだけれど、決して無責任に下ネタを散りばめて「源氏物語」を茶化しているのではない。「源氏物語」やその時代背景を精査し著者がカラダ全体で感じたことをカラダ全体で表現している。「源氏物語」はおとぎ話でもなければSFでもない、(平安時代の)現代ドラマで登場人物は皆、読者と等身大の人たちなのだ、と。そして、その平安時代の感覚は平成のこの世にも通ずるものがあるという著者の持論(平成の平安化)ともう一つの持論(ブス論)は興味深かった。ややマニアックなギャグが妙に坪にはまり笑ってしまった。本書を中学・高校生が読んでどう理解するかは分からないが、学生から社会人まで、いろいろな方にお薦めの一冊。

■  源氏物語で社会学する
「そして,自殺する浮船.彼女を支配するデブ母・中将の君との関係は,
往年の宮沢りえとりえママの関係をいやでも思い起こさせる.」
この著者にかかると,すべてこの調子で,
とっつきにくい古典でも,親しみやすく解説してくれる.
古典の背景を現代の社会情勢に置き換え,
登場人物の心情を現代人の感覚に引き付けて書いてあるので,

読んでいて共感できるところが多い.
源氏物語の原文は出てこないので,古文が苦手な人でも読める.

ストーリーと登場人物の心情を中心に解説してある解説本が多いが
(たとえば,出口ひろしの「源氏物語が面白いほどよくわかる本」など),
この本は,一歩つっこんで貴族をめぐる社会情勢や経済までも読み解いているところが興味深い.

著者は日本史学を学んでいるようで,
ここらへんが,国文科出身の人の書いたものと一線を画すところだ.


 
 
 
 
  
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