HOME   |   ベルメゾン   |   セシール   |  
 
書 籍 C D DVD ゲームソフト エレクトロニクス ソフトウェア ホーム&キッチン ホ ビ ー
 
贋作吾輩は猫である―内田百けん集成〈8〉 ちくま文庫 
大貧帳―内田百けん集成〈5〉 ちくま文庫 
冥途―内田百けん集成〈3〉 ちくま文庫 
間抜けの実在に関する文献―内田百けん集成〈6〉 ちくま文庫 
まあだかい―内田百けん集成〈10〉 ちくま文庫 

9
 
  
 
 ノラや―内田百けん集成〈9〉 ちくま文庫
ノラや―内田百けん集成〈9〉  ちくま文庫
 
¥ 1,050
発売日:2003-06
筑摩書房
オススメ度:
通常24時間以内に発送
 


 


■  愛情もここまで行くと・・・
 とにかくノラとクルツ、この2匹の猫に対する愛情と悲しみが溢れに溢れている随筆集です。

 ある日ふらっと百先生の庭に現れた野良猫のノラ、百先生はこのノラを我が子のごとくかわいがりますが、ある日ノラはフッといなくなってしまいます。それからというもの百先生は死に物狂いでノラを探し始めます。その探し方と探している間の百先生の悲しみ方には、もはや単なる愛情や愛着という言葉を越えて、ある種の執着とでもいい得るような鬼気迫るものを感じます。
 この『ノラや』に収録されている猫探しの場面は、黒澤明監督の遺作になった『まあだだよ』の中でも描かれているのですが、映画の中での百先生は単なるかわいいおじいちゃんになってしまっていて、この随筆から読み取れるような愛情に裏打ちされた迫力のようなものが伝わってきません。

 百先生の凄まじい愛情と黒澤映画とは一味違う百先生を見てみたい方にはお勧めの一冊です!


■  ノラと勝新太郎
内田百間先生の愛猫、ノラの記録である「ノラや」を中心に猫にまつわる随筆がまとめられています。黒澤明監督の映画「まあだだよ」にもノラのエピソードがあるので既知の方も多い作品だと思います。

この集成には、百間先生がノラに出会う前の作品も収録されていて、とてもよい構成です。個人的には、勝新太郎について語るくだりがいつまでも忘れられません。
(※けんの字が変換できないので間の字を代用しました。)


■  愛にあふれてる。
内田百さんの本はこれを初めて読みました。
初めの方は、ちょっと不思議な猫のお話なのですが、ノラが出てくる話からはこれでもかこれでもか、というノラの紹介と、そのいきさつにとてもとても執着していて、でも、それがノラに対する愛にあふれていて、読んでいて涙ぐんでしまいました。
とてもいい本です。

 
 
 
 
  
Copyright @2006 myminty.com, japan. All rights reserved.