| ちくま文庫から刊行されている百 集成の中で、最も完成度の高い最高の一冊を上げろといわれればもしかしたら、その一冊は『サラサーテの盤』と題されるこの一冊なのかもしれない。 二十三の小品からなり、その一つ一つに百 の体験した幻影が描かれている小品集『東京日記』、亡くなった友人の妻が毎日一つずつ、その友人の遺品を百 の家から持っていく『サラサーテの盤』、親友宮城道夫の死を描いた『東海道線刈谷駅』など、どれを取っても傑作ぞろい! まさに一部の隙も無い百 集成究極の一冊!!お勧めです! あっ、それから巻末には三島由紀夫による解説も収録されていますので、そちらもお見逃しなく! |