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| | | 紅一点論―アニメ・特撮・伝記のヒロイン像 (ちくま文庫) |
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驚き |
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| アニメ・特撮・子供向けの伝記がこんなにも男性社会に基づいて構成されていたとは。
アニメのヒロインは虚構だなあ、くらいには思っていたが、
ヒロインの性格、周囲の環境、役割に至るまで、これほど細部にわたって男にとって都合よく作られていたのは驚きです。
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「評論」の概念が変わりました |
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| この本に出会ったのは、社会人学生をしていた時で、ジェンダーに関する授業で先生が持ってきた資料の一つでした。「男の子の国」と「女の子の国」のモデルケースの比較表やヒロインのタイプ分けなどが明快に、わかりやすく、そして本当に納得できるよう分類されていた点に目からウロコ状態になりました。
その後文庫本を購入して全部読みましたが、なんといっても読みやすい! 作者の感覚(視点、言葉)が読者よりになっており、理解しやすいことこのうえなし。
こんな身近なところから違う視点で物事を見ていくと、こんなに楽しいものかと感心させられます。
尚、この本ではアニメの出来不出来や良不良は全く問題外で、ヒロインの扱われ方一本に絞っています。大学の授業の時、「この本に書かれていることには納得できない。もののけ姫は素晴らしい作品だ!」と怒っていたオタクの方がいましたが、そういうタイプの方はこの本の真の面白さがわからないだろうなーとも思います。
評論というと難解なイメージがあり、あまり読んでこなかった人にも、オススメの一冊です。 |
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