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| | | 終わりなき日常を生きろ―オウム完全克服マニュアル (ちくま文庫) |
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素晴らしくきつい本 |
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| 一部の人にとってはめちゃめちゃにきつい本でしょうね。
ブラセラ女子高生を礼賛してきた宮台。たとえば、子供の頃から塾に通って、勉強して、いい大学に入って、いい企業に入って、そのあとに何かあるか? 何か劇的な変化はあるか? そんなものはない、という。終わりなき日常。
劇的な変化なんてないからこそ、冴えないやつは一生冴えない、モテないやつは一生モテない、そして、今の社会はそれを救う受け皿なんてもっていない。だから、最初からそういうのをあきらめきって、まったり生きようと。そうじゃないと、必ず犠牲者が出るよ、社会のコミニュケーションスキルレベルが底辺の連中は必ずイタイ目見るよ、と言っております。
救いがあるんだかないんだか。たぶんないんでしょうね。 |
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終わりなき日常とは |
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| 僕は、現代社会を覆っている「虚無感」のようなものの「正体」がわからずに悩んでいた。「正体」なんてものがあるのかはわからないけど、この本は僕が悩んでいたことに対する「答え」への糸口を与えてくれた。
今までは、ただ「楽しく」生きるだけの人生なんて駄目なんじゃないか、と思っていた。そして、そのように生きる人(自分を含めて)に対して後ろめたさのようなものを感じていた。だが、それは「終わりなき日常」を「生きる知恵」だ、と宮台は言う。
科学の発達を願い、「輝かしい非日常」を信じていた頃の自分。学校にはあまり行かず、ゲーム、アニメ、プラモデルなどにはまって「終わりなき日常」から逃避しようとしていた頃の自分。「輝かしい未来」を信じて、猛烈に勉強していた頃の自分。ただ「楽しさ」だけを求めて遊びまわっていた頃の自分。
自分ではよくわからなかったこれら行為も、この本を読んで振り返ると少し分かったような気がする。 |
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