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ケルト妖精物語 (ちくま文庫) 
ケルトの神話―女神と英雄と妖精と (ちくま文庫) 
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 ケルトの薄明 (ちくま文庫)
ケルトの薄明 (ちくま文庫)
 
¥ 588
発売日:1993-12
筑摩書房
オススメ度:
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■  アイルランドのグリム
W・B・イエイツと言えば、アイルランドを代表する詩人。世界的にも有名だが日本ではあまり知られていません。映画「メンフィスベル」で主人公が口にしていたので、そういう映画からイエイツの名を知った人も多いでしょう。イエイツ、ランボー、などは映画でよく出てきます。本書は民族学者でもあるイエイツがアイルランド各地の民話を集めた物です。まさしくアイルランドのグリムといえるでしょう。グリムと違う所は詩人であるイエイツによって文体が叙情的に書かれている所でしょうか。でも詩というのは原語が持つ美しさ、原語を理解していて初めてわかる物だと思いますので、私も原語は分かりませんので、本当の良さを理解できないのが残念です。こういう意味では詩というジャンルを日本語に翻訳するのは間違っていると思うのは暴論でしょうかね。

■  この本はあたりです
ちくま文庫から、イエイツ編・井村君江編訳の『ケルト妖精物語』『ケルト幻想物語』も出ています。その2冊は、イエイツ以外の人が書いた民話を、イエイツが選択し分類し、まとめたものです。一方、この『ケルトの薄明』は、イエイツ自身が書き記したものです。

3冊ともお勧めですが、イエイツ編の2冊が民話的とすると、イエイツ著の『ケルトの薄明』は神秘的。体験に基づいた言葉が非常に美しく、深みを感じます。
井村君江氏の訳も、こなれていて音楽的で、とても満足のいくものです。
この一冊に惚れまくっています。


 
 
 
 
  
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