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| | | 定本 二笑亭綺譚 (ちくま文庫) |
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実在した奇想天外な建物 |
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| 式場隆三郎の「二笑亭綺譚」(1939)に、赤瀬川原平、藤森照信らが加筆 して再構成したもの。 「二笑亭」は門前仲町(東京江東区)に実在した奇想天外な住居。 写真や図面類が豊富に残っていて、 いかに不可思議な存在であったかを共感できる。 例えば、壁の節穴にご丁寧にガラスがはめ込んであったり、 ファサード(正面)がサングラスをかけた顔のようであったり、 昇れない梯子があったり、と。 先立つものがなくてはとても建築できないだろうが、 途方もない執念を感じさせる |
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定本 二笑亭綺譚を読んで...二笑亭がもたらしたもの |
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| この本は以前同じ出版社からでて絶版となっている新書判の文庫本判で、かなり内容的に増補されているので新書判をお持ちの方もぜひ再読してもらいたい。この本を読むと街で見かける前衛的な建築物や、ゴミをあつめている家(この相反するようなことがひとつの根源であることがわかる)がどういう観点から生まれてくるのかが一部わかるようになる。おそらくこの二笑亭の建築者は日本のガウディなのではないかとおもいたくなるから不思議だ。建築関係者、企画者、デザイナー、精神病研究者、地方自治体環境担当必読の書。 |
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