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 超芸術トマソン (ちくま文庫)
超芸術トマソン (ちくま文庫)
 
¥ 945
発売日:1987-12
筑摩書房
オススメ度:
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■  ヒルズの歴史が垣間見れます
アークヒルズの建設用地買収時期の話や、そのころの写真も掲載され
東京都心在住の人は必読です。トマソン探しだけでなく、様々なエピソードから
住宅や地域は金銭的な価値ではかられるだけでなく、「人が存在する所」だという
当たり前のことを再認識せてくれました。読んでよかったです。
人の生きるところにトマソンあり、でしょうか。
面白さでも読む価値あります。

■  一度味わったらやめられない、それが赤瀬川原平の世界
数年前には「老人力」という本が大ベストセラーになった赤瀬川原平だが、その原点はこの「トマソン」を中心とした路上観察の世界だ。
かつてせっかく日本に呼ばれてきたものの、実力を十分に発揮出来なかった巨人の「トマソン」選手の名から命名したのは言い得て妙といったところか…。しかし、この彼(赤瀬川原平)の独特の世界というのは何と言ってよいのか、一度味わったらやめられないものがある。かく言う愚生も彼の世界観にハマッてからは、名古屋にまで「赤瀬川原平展」を見に行ってしまった。
多分同じような知的好奇心をお持ちの方はこのようにハマッてしまうだろう。

■  芸術ってなんだろう
 この本を読んで面白い!と感じたのは、私の頭の中に「第三の目」がぴょこっと出てきたような衝撃があったことだ。
 実用化されている物件たちのはずが、全く意味を成さない、はっきり言って無駄、しかし丁寧に保存がされている。三振バッター・トマソン選手のように空振りし続ける物件たち。
 それを超芸術だと赤瀬川さんはおっしゃっておりますが、では、そうすると芸術ってなんだろうと考えてしまう。この本を読んでから、芸術なんてやる必要があるのかなぁとよく考えます。

 
 
 
 
  
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