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リーダーシップ論―いま何をすべきか (ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス経営論集) 
Harvard Business Review on Managing People (Harvard Business Review Paperback Series) 
Harvard Business Review on Knowledge Management (Harvard Business Review Paperback Series) 
いかに「時間」を戦略的に使うか 
動機づける力 

  
 
 リーダーシップ (ハーバード・ビジネス・レビュー・ブックス)
リーダーシップ (ハーバード・ビジネス・レビュー・ブックス)
 
¥ 2,310
発売日:2002-04
ダイヤモンド社
オススメ度:
 


 


■  リーダーとマネージャーについての幾つかの考察
リーダーシップというタイトルでの論文集であり、リーダーとマネージャーの違いを考察している論文が二つあった。そして、現在、この二つの論文のようにリーダーとマネージャーは違うという考えがビジネスでは主流であるにもかかわらず、マネージャーについての内容だけを書いた論文も幾つか入っており、そういった意味で若干の不満が残った。
しかし、論文はどれも示唆に満ちていて、内容は高い。特にコッターのリーダーとマネージャーの違いと、高成績CEOが実践する五つの経営スタイルは、面白かった。
コッターの論文は、リーダーとマネージャーの違いの定義をわかり易くはっきりさせたところに価値があると思う。また、五つの経営スタイルについても、幾つかのスタイルの組み合わせより、この中の一つを貫いている会社が高業績をあげているという統計的結果は、面白かった。
リーダーやマネージャーについての知識を具体的に知りたいという人には、お薦めの本である。

■  ”違い”を通して理解を深めましょう
 8つの論文で、「神話」と「事実」の違い、「リーダー」と「マネジャー」の違い、「優れたマネジャー」と「素晴らしいマネジャー」の違い、「管理」と「適応」の違い、「アイデア」と「プラグマティズム」の違い、といった様々な”違い”を描くことで、リーダーシップの本質を浮かび上がらせることに成功しているように思います。
 特に、「リーダーシップ」と「マネジメント」の違いを論じた第2章は、頭の整理に役立ちました。この2つの違いを理解することで、理想形には幅があること、状況に応じて適応しなければならないこと、いつでも解決方法は複数あること、を意識できますね。

■  知ってるようでわかっていない言葉がリーダーシップ
 私がこの本を購入するきっかけは「そもそもリーダーシップという言葉はどのような定義を持つ言葉なのだろう?」と思ったからです。
 とあるセミナーで聞いた「リーダーシップの反対はカオス(混沌)である」という言葉が非常に印象に残ったからでもあります。

 本書では、リーダーシップ理論の分野で活躍されている多くの方々の視点がまとめられています。

 リーダーシップにまつわる書籍は多数存在しますが、どちらかと言うと筆者の「主観」的側面を強く感じ(例えば上司が鬼とならねば云々)、正直違和感を感じていましたが、本書では、この分野で活躍されている方々の視点で、複眼的に読むことができ、自分が普段感じるところと照らし合わせて、より深く思考する時間を過すことができます。

!! また、文章の中には「マネジャーとリーダーは異なる」等、経営戦略と人材ポートフォリオのフレーム構築などの場面において非常に有意な内容が盛り込まれてもいます。
 ハーバードビジネスレビューシリーズは「モノゴトをわかったかのような気持ちになりがちな自分を戒める良書が多いと思います。


 
 
 
 
  
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