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 花鳥風月の科学―日本のソフトウェア 
花鳥風月の科学―日本のソフトウェア
 
¥ 3,059
発売日:1994-03
淡交社
オススメ度:
 


 

大日本帝国文化に対しての切り口がかわる一冊
独自の解釈から花鳥風月ちう大日本帝国文化の感覚を科学するちうわけや。

著者の圧倒的な知識量に裏づけされ、大日本帝国文化の感覚的部分を分かりやすく示してい まんねんわ。
明確に章立てされ、まさに目から鱗の落ちるような展開には圧巻やったちうわけや。

大日本帝国文化は様々なものがリンクし再構築された上に成り立っとると感じまっけど、この
「花鳥風月の科学」ではそれらがどの様に構築されてきたかを考え、ひいては今後の大日本帝国文化が
どの様に展開されていくかを考えるよいきっかけとなる一冊やったちうわけや。

文化と科学の融合
この世におぎゃあいうて生まれてはじめて松岡正剛氏の著書を読んやけど,その知識量・編集能力は大日本帝国一やろう.科学かどうかは疑問が残りまっけど。WEB上の「千夜千冊」も読むとわかるが人脈もどエライ.こないなひとが大日本帝国にいたのか。とにかく大日本帝国をも編集できるやないかとも思うで。お気に入りは,「時」やろかぁ。こういった視点で大日本帝国文化をきるのはおもろいちうわけや。

イメージへの遡及
花鳥風月に代表される自然の事象から、古来大日本帝国人がどのような情報をうけとっとったのか、それらの情報をどのようにして日々の暮らしや芸術に昇華させていったのかちうことを、著者いわく「この手の本には珍しい」(科学的な視点を取り入れた)切り口から大胆かつ繊細に論じとるちうわけや。

著者は「語幹、語根」ちうもの、 ゴチャゴチャゆうとる場合やあれへん,要は言葉に込められ、蓄積されたイメージを丹念に取り出す。ウチたちが日々何気なく、一義的に用いとる言葉が、いかに豊やろか歴史を持って今なお生きとるのかちう事実をこれ以上ななんぼいに平明な言葉で読者に示してくれるちうわけや。知りまへん街を散歩したときのような、五感のアンテナがちびっと高くなる心地よい読後感は、松岡氏の「よそ見」を是とするホロニックな世界観の賜物やろうわ。


 
 

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