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 魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉
魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉
 
¥ 1,680
発売日:1997-05
徳間書店
オススメ度:
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■  映画よりも人間くさいキャラクターたち
小説から入って、後で映画を見た者です。ジブリ版はジブリ版で面白いし、ユーモアがあって大好きです。でも、ハウルはやっぱり原作だと思います。
まずハウルのキャラクターは原作のほうが人間くさくて好きです。映画での「美しくなければ生きていたってしょうがない」発言には悪い意味でショックを受けたのですが、原作ではそんなこと一言も言っていません。それに、どこまでもだらしなくて、都合の悪いことからはつるりと逃げてしまう短所もしっかり描写されていますし、それでいて決めるところはきちんと決めているところがすごくかっこいい。
ソフィーも映画版の淑やかさとは違って、すごくはっちゃけたおばあちゃんです(笑)怒りっぽいし詮索好きだし。ハウルとマイケル(マルクルではありません)が嫌がるのも無理ないくらい。そこがまた魅力的なのですけれどね。
ストーリーの方も、色々なエピソードがランダムに発生しているように見えて、最後で一気に一点に収束するところがすごいです。ソフィーの家族も大きな役割を果たしますし、映画にはなかったカップルも生まれます。そして王国とハウルの関係もだいぶ違います。
戦争は小説版には出てきません。王様が「隣の国と戦争になりそう」と言っているだけです。よってハウルが化け物になったり戦争に出かけたりしません。
最初から最後まで、ハウルVS荒地の魔女です。
そしてこれでもかというほどちりばめられた魔法が、また独創的で面白いです。おなじみの七リーグ靴なども出てきますが、かかしと犬にかかっている魔法などにはちょっと驚きました。
子供向けなのでですます調で書かれているところが少し文を読みにくくしていますが、十分大人のエンターテインメントに堪え得る作品です。映画を見た方には是非、小説も読んで欲しいです。

■  おもしろい!!
 映画の公開前に図書館で借りたこの本を読んで思った事は、先に読んで良かった〜とゆう事でした。理由は、ハウルの性格や出てくる人物が大幅に異なるからです。映画版のハウルは可愛くて格好良いしソフィーとの場面が割とロマンチックだけど、原作のそうゆう描写はサッパリしているので公開後だと結構戸惑うと思います。その他にもありますが、要するに甘い物語を期待してはいけないんだと思います。だからといって面白さに影響してないところがダイアナさんのすごいところで、最後は満足できるだろうと私は思っています。

■  原作はアニメを2度見るのに最適
アニメはアニメでいろいろよいところがあったと思います。
個々の挿話は、ジブリらしい安心できるものでした。

原作を読む楽しみを与えてくれたと思います。
原作を読むと、アニメがより楽しく、2度目が見られると思います。

■  ハウルの人物像が鮮明になった
ジブリ映画を映画館で見て「?」があったところが原作を読んですっきりしました。
まだどちらも未見の方は、映画→原作っていった方がすっきりしていいと思いますよ。

基本的に映画の方も原作のシーンを再現してるところが多いのに、わかりにくくなっちゃってるのは時間枠の問題と、心理描写の説明が無いからでしょうね。
ハウルの人物像が鮮明になります。
単純におもしろいですし、原作を読んでない方には、一読をオススメします。

 
 
 
 
  
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