HOME   |   ベルメゾン   |   セシール   |  
 
書 籍 C D DVD ゲームソフト エレクトロニクス ソフトウェア ホーム&キッチン ホ ビ ー
 
新しい高校生物の教科書 (ブルーバックス) 
新しい高校物理の教科書―現代人のための高校理科 (ブルーバックス) 
新しい高校地学の教科書―現代人のための高校理科 (ブルーバックス) 
新しい科学の教科書―現代人のための中学理科〈第1分野〉化学・物理編 
発展コラム式中学理科の教科書 第1分野 (1) (ブルーバックス 1591) 

  
 
 新しい高校化学の教科書
新しい高校化学の教科書
 
¥ 1,260
発売日:2006-01-21
講談社
オススメ度:
通常24時間以内に発送
 


 


■  教科書には正確さが大切
私は、教科書に目新しい内容はそれほど必要ないと考えています。
その代わり、執筆時点で可能な限り正しいと考えられる内容をしっかり書き表すことが必要と考えています。
この本は、新学期に間に合わそうとしたためか、正確性に問題ありと思います。第一章の原子核の構造の解説で、中間子の発見者が湯川秀樹博士と書かれています。(湯川博士は、中間子の存在を予測して論文を書いた。それによりノーベル賞か授与された。理論を打ち立てたのであって発見者ではない。)
何も知らない人が、「教科書」に載っていたからと信じてしまった時は他の一般の書籍より問題が大きいです。
「教科書」と謳う以上、通常より厳しく校正していただきたいものです。

■  なぜこんな本を‥‥?
 大いに評価するところは、ここ60年間に及んで日本だけに存在した「リットル」のみっともない単位記号「」をやめて「L」を使っているところ。その点だけは諸手を挙げて讃えたい。
 ほかは、残念ながら疑問だらけ。「検定外教科書」を標榜しながら、中身はほぼ学習指導要領どおりで、ちょっとした付記があるだけ。編著者の得意とする(らしい)環境関係の記述も、今はなき70〜80年代の古い話が目白押し。「酸性雨」など、70年代までの「昔話」しか書いてない。
 お勉強部分にしても、もう1960年から国際常識になっている「数値と単位の間は1文字アケ」が守られていない。
 どうやら著者たちは、学術面も「日常生活と化学」の面も、30年ほど前から進化していないとおぼしい。

■  化学嫌いの人に、お薦め
 私は化学が苦手である。高校時代の化学の試験を思い出すと、今でも冷や汗が出る。けれど私のような者にも理解できる本があるに違いないと思って、これまでブルーバックス等新書版の本の中から化学関係のものを何冊か購入して読んでみた。けれど化学アレルギーの私には、頑張って読み始めても最後まで読み通せたものは殆ど無かった。途中で嫌になるのだ。しかしこの本は違っていた。
 文章が平易で、日常生活に関わるいろいろな現象が化学的に理解出来るようになっている。だから読んでいて飽きない。たとえば「仁丹やアラザンの表面には 銀箔が貼り付けられている。金属の特徴である{よく電流を流す}で確かめてみよう。乾電池に豆電球をつないで回路の中に仁丹を入れる。すると、豆電球がパッと点く 。」という部分などは読んでいて自分でも試してみたくなったし、 「夢のような化学物質・フロン」では「なるほど!!」と思わせられることが、多々盛り込まれていた。
 とにかく最後まで飽きずに楽しく読み通せたことに、感激している。

 
 
 
 
  
Copyright @2006 myminty.com, japan. All rights reserved.