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 踏みはずす美術史―私がモナ・リザになったわけ (講談社現代新書)
踏みはずす美術史―私がモナ・リザになったわけ (講談社現代新書)
 
¥ 777
発売日:1998-05
講談社
オススメ度:
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■  過激で面白い美術史
この本は、よくありがちな難解な美術用語でなく、とてもやさしく分かりやすい言葉で書かれている。しかし内容は大胆で、過激な仮説が立てられていく様子が充分楽しめる。

この本を読めば、誰もが抽象絵画を面白いと思えてくるはずだ。モナリザの本当の謎とは。オリジナルがそんなに大事か、むしろコピーという行為にこそ次世代への可能性がある。また、格好いいアンディ・ウォーホールとマリリン・モンローに人生の悲しさを知るだろう。

美術を通して面白いだけでなく、いつのまにかとても深く世界や生き方との関わりについて触れられていることに気づく。


■  結構この「服」気にいっています!
美術の捉え方の転換、ひいてはものの捉え方の転換、「踏みはずし方」を実践をまじえながら解説してある本である。全体としては、その「踏み外し方」が写真のネガのようで、決して「外れきって」おらず、なるほどと納得できる仕掛けになっていて面白い。そして、本のなかでは、すでに存在する作品(他人)と自分の作品(自分)の「似ているところ探し」と「違い探し」が繰り返されているが、それは読者に自分探しの仕方をも提示しているようにも思える。着込んで(読み込んで)みると、裏地には気づかなかった刺繍が色々としてあり、ちょっと得した気分にしてくれる本である。

■  目からウロコの美術史
この本はちまたにあふれる美術史の本とは、一味も、二味もちがいます! 美術に興味のある人にも、ない人にもおすすめの内容です。 美術に対して抵抗のある人は特に、美術に対する考え方が変わると思います。

 
 
 
 
  
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