| この本は、よくありがちな難解な美術用語でなく、とてもやさしく分かりやすい言葉で書かれている。しかし内容は大胆で、過激な仮説が立てられていく様子が充分楽しめる。 この本を読めば、誰もが抽象絵画を面白いと思えてくるはずだ。モナリザの本当の謎とは。オリジナルがそんなに大事か、むしろコピーという行為にこそ次世代への可能性がある。また、格好いいアンディ・ウォーホールとマリリン・モンローに人生の悲しさを知るだろう。 美術を通して面白いだけでなく、いつのまにかとても深く世界や生き方との関わりについて触れられていることに気づく。 |