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ワンダフル・ライフ―バージェス頁岩と生物進化の物語 (ハヤカワ文庫NF) 
生命 最初の30億年―地球に刻まれた進化の足跡 
眼の誕生――カンブリア紀大進化の謎を解く 
バージェス頁岩 化石図譜 
人類進化の700万年―書き換えられる「ヒトの起源」 (講談社現代新書) 

  
 
 カンブリア紀の怪物たち―進化はなぜ大爆発したか シリーズ「生命の歴史」〈1〉 (講談社現代新書)
カンブリア紀の怪物たち―進化はなぜ大爆発したか シリーズ「生命の歴史」〈1〉 (講談社現代新書)
 
¥ 987
発売日:1997-03
講談社
オススメ度:
通常24時間以内に発送
 


 


■  古代のロマン
実におもしろい1冊です。カンブリア紀になぜこんなにおもしろい生命体が現れたのか私には分かりませんが、とにかく図や写真も楽しめます。こんな時代に生きていたらきっと楽しいだろうなと思います。

■  カンブリア爆発を書物として楽しみたいなら・・・
ほかの方も書かれていますが,グールドの『ワンダフル・ライフ』と対になる本にはちがいありません。
二人のバージェス頁岩動物群に対する姿勢としては,グールドがこの奇妙奇天烈動物を“宣伝・普及”したのに対し,モリスはまごうことなき「研究者」。バージェス頁岩動物群の研究者を5人挙げるとしたら?・・・おそらく,高い確率で選ばれるであろう人物がこの本の著者モリスです。
そんな研究者の視点から書かれたこの本は,個人的には『ワンダフル・ライフ』よりもおすすめです。書物としてカンブリア爆発そのものを楽しみたいのであれば,ぜひ,ご一読を。ちなみに古生物の基礎知識などはほとんど必要なく,気軽に楽しめます。

■  ちょっと平板な記述
カンブリア期の生物の大爆発をめぐっては大きな謎がある。なぜこの時期に多様な生物が地質学的には一瞬とも言える時間に現れるのだろうか、というものです。この謎自体はともかく、本書はどのような生物が存在したのか、という記述的な側面に重きをおいたものです。

しかし、本書の記述よりは、挿絵を多く導入した書籍のほうがはるかに面白く奇妙な動物たちのことがわかるように思います。動物の記述的な部分が長くて、理論はほとんどないので、進化論に興味のある人には向かないでしょう。また、この時期の動物群についてはスティーブン・J・グールドによる別の解説書である「ワンダフル・ライフ」があるので、そっちのほうが記述が面白いでしょう。

 
 
 
 
  
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